【VR/AR/MR】クロスリアリティ関連企業動画事例集

BtoB企業特化型ハイクオリティ動画制作。会社紹介映像、展示会プロモーション、社員総会・イベント映像、営業ツール、採用ブランディング等。
お客様のビジネスモデルを深く理解し、高品質なPR映像制作を伴走型で行います。動画を作ったその先まで丁寧にコンサルティングサポート。

はじめに

【VR/AR/MR】クロスリアリティ関連企業動画事例集

  • 凸版印刷株式会社
  • 株式会社大林組
  • ラティス・テクノロジー株式会社

アップルによってXR(クロスリアリティ)の世界が、大きく動こうとしています。

これまでアップルはメタバースから距離を置いていましたが、VRや拡張現実(AR)への参入計画についての関心は以前からもっていました。幅広い消費者の取り込みに苦労していたニッチな市場に、突如として多くの目が向けられることになったのが新たなMRヘッドセットの発表でした。

VRとARを組み合わせたMR(複合現実)という新たな世界を開こうとしている中で、動画でもそれらの動きを追っていこうと思います。

それではいってみましょう!

1. 凸版印刷株式会社

凸版印刷株式会社は、日本の総合印刷会社です。国内印刷業界2強(凸版印刷と大日本印刷)の一角で、世界最大規模の総合印刷会社となっています。

最近は従来の印刷だけでなく、印刷技術を応用したデジタル画像処理やエレクトロニクス製品にも力を入れており、カラー液晶に使用される液晶カラーフィルタ、半導体製造の原板となるフォトマスクを取り扱っています。特に液晶用カラーフィルタの生産高は世界首位であり、ICタグを用いたソリューションサービスにも積極的におこなっています。

紹介する動画は、アニメーションによる製品紹介動画となっています。

 

注目すべきポイント

コロナウイルスの蔓延、それに伴って加速したニューノーマルの風潮。人手をなるべく使わないためのサービスロボットへの期待が急速に高まった現代。すでに一般家庭にもその流れは入ってきています。

いま普及しつつあるロボットたちと、さらにそこにVRを通した世界を組み込んで動画を展開しています。

アニメーション+VR世界という、動画紹介においても新たな組み合わせが生まれてきています。

VR技術を応用したシステムを導入することで、高価ゆえにどう使ったらいいかわからないロボット、ほかのものと連動制が悪かったロボットなどが次々と繋がりをもってさらに有益なものへと進化を遂げています。

各所に散らばったロボットから送られてくる画像をクラウド上のAIエンジンで解析と集計。種類の違う各ロボットのカメラ画像から人物認識を行い、クラウド上で一元的に確認することができるようになりました。これらの技術は、特に人手不足となっている警備や清掃など施設管理業界の救世主となることでしょう。

 

映画やアニメの中でしか見れなかったサイバーセキュリティの世界は、そう遠くない未来に実現できるのかもしれません。

 

https://www.youtube.com/@TOPPAN_GROUP

2. 株式会社大林組

株式会社大林組は、日本の総合建設会社です。鹿島建設、清水建設、大成建設、竹中工務店とともにスーパーゼネコン5社の一つに数えられ、創業以来、永らく竹中工務店、奥村組、錢高組、鴻池組と並び大阪に拠点を置いていましたが、2010年、登記上の本店を東京に移転させました。

ご紹介の動画は、佐藤健さんをメインに起用したTVCMとなっています。

注目すべきポイント

実写によるかつての左官職人が、MR技術によってかつてのような輝きを取り戻す様をストーリー仕立てにしています。

実写動画だけでなく、MRによる仮想現実の世界観をCGを使って組み合わせたり、ドローン技術を駆使して左官作業が行われる風景も表現しています。

かつての名職人たちも、多くが高齢を迎えて後継者がいないことが問題となっています。また腕前としてはまだまだ現場にたてるが、体力的な部分や足場の悪さ、健康面のリスクを考えて引退してしまった人たちもたくさんいます。

高齢化社会になっている日本において、まだまだ働いていたい、若者には負けられないと思っている方々も中にはいらっしゃいます。MR技術を組み合わせ、かつての職人たちが現場復帰できたり、MR技術で得られた職人のデータをAI学習させて現場に還元することができれば、労働力不足の解決策にもなることでしょう。

 

https://www.youtube.com/@user-yb3jd2gd5z

3. ラティス・テクノロジー株式会社

ラティス・テクノロジー株式会社は、東京都文京区に本社を置くソフトウェア企業です。超軽量3Dフォーマット技術「 XVL 」の関連ソフトウェアを開発・販売しています。

今回、後工程における 3D データ利活用を推進する XVL Web3D Manager で、現実の拡張表現を可能にする 「XVL Web3D Manager AR オプション」 (XVL AR) の販売開始を発表しました。XVL ARとiPad 専用 「XVL Web3D AR アプリ」を通して、モノづくりに必要なセマンティック PMI (Product Manufacturing Information:製品製造情報)や製造情報を現物にデジタル表示することで、製造現場の作業効率を上げ、生産性向上が期待されています。

 

注目すべきポイント

動画は、「XVL 3次元ものづくり支援セミナー2023」(ものセミ2023)でLIVE紹介した最新のXVL AR情報とXVL VRのものとなっています。

ARやVR技術の説明、そして実際にゴーグルを装着した際の映像反映をして、サービスをより詳しく説明しています。

XVL AR は、モノづくり情報を直感的に伝達できるので、検査時の見落とし防止により現場の効率化や、新規作業者への教育期間の短縮による短期での戦力化など、生産性の向上に役立ちます。また従来のAR コンテンツを作成するにはプログラミングスキルが必要でしたが、XVL AR はプログラミングスキルがなくとも、テンプレートファイルを利用することで、お客様の利用用途に合わせた AR コンテンツを柔軟に作成できるよう改善されています。

 

社会のニーズに迅速に応え製品を供給し続けるために、技術力や生産性の向上が必須ですが、少子高齢化による国内の労働力人口の減少とあり、製造業も人手不足が大きな経営課題となっています。その反面、2D 図面を起点とした、高いスキルと人手を必要とする業務プロセスが主となっています。

これらの問題の解決にXRを。世界でも日本でも日々の進化から目が離せません。

 

https://www.youtube.com/@LatticeJapan