【文字の力】ベンチャー企業動画事例集

BtoB企業特化型ハイクオリティ動画制作。会社紹介映像、展示会プロモーション、社員総会・イベント映像、営業ツール、採用ブランディング等。
お客様のビジネスモデルを深く理解し、高品質なPR映像制作を伴走型で行います。動画を作ったその先まで丁寧にコンサルティングサポート。

はじめに

【文字の力】ベンチャー企業動画事例集

  • 株式会社ネクストビート
  • アナグラム株式会社
  • Speee株式会社

ビジネスの世界において独自の技術や製品を武器に成長する企業を「ベンチャー企業」とよび、成長過程の企業を指す言葉としても幅広く使われています。

転職先としても「実力が評価してもらえる」「フラットな職場環境で働ける」「柔軟な働き方ができる」などがメリットとしてあげられますが、企業の体質やビジネスの内容は多岐にわたります。

幅広く意味がとれるからこそ、その存在意義をどうアピールするか、ベンチャー企業においては必要な力となります。

今回はそういったベンチャー企業の動画事例で、特に「文字の力」に注目してご紹介していこうと思います。

 

それではいってみましょう!

1. 株式会社ネクストビート

株式会社ネクストビートは、ITビジネスを展開している日本のベンチャー企業です。保育士専門の求人・転職支援サイト「保育士バンク!」などライフイベント事業を軸に、地方創生やグローバルなどの事業領域に進出しています。

 

紹介する動画は、文字情報を強く意識させたコーポレートムービーとなっています。

 

注目すべきポイント

かつてはタイプライター、今では当たり前となったPCでの文字の入力。画面に文字入力されていくものを全面に使って動画が進んでいきます。

「コーポレートソング」という形で20代リスナーに絶大な人気を誇るラッパーKEN THE 390氏書き下ろしの曲を使用し、コーポレートムービーでありながらMVのようなオシャレ感も演出しています。

ネクストビートの行動指針「nextbeat identity」である「永遠ベンチャー」、「ALL実践者」、「One Vibes」を織り込み、それをラップという若者向きの音楽を使っているところにも、「人口減少社会において必要とされるインターネット事業を創造し、ニッポンを元気にする」という理念をもつ会社として若者の力を重視する方向性がみえていますね。

 

人口減少に伴い多方面に広がる社会課題に対し、「ITの力」を駆使し、子育て支援分野にフォーカスをあてて会社発展に取り組む。少なくなるからこそ重要である「若者」をいかに大切に育てていくか、今後の日本においては大きな課題となることでしょう。

 

https://www.youtube.com/@user-nv6yp4ut1q

2. アナグラム株式会社

アナグラム株式会社は、『最も信頼され、最も価値のあるマーケティングカンパニー』をビジョンにかかげ、より豊かな未来の創造に向けて、現在70名を超える従業員が顧客の課題解決に日々向き合っています。

 

ご紹介する動画は、リスティング広告やInstagram広告・Twitter広告など、さまざまな運用型広告に関する情報のブログを動画宣伝したものとなっています。

注目すべきポイント

運用型広告といってもその種類や方法は多岐にわたります。

ブログを書くメンバー1人1人が、「実際にこんな情報があったらな便利だ」と考えることを記事にして情報の質を高めています。

変化が激しい広告業界だからこそ、流行りや廃りの情報は生命線です。

1人で悩むことなく、多くの人間と情報共有し発展していく形を模索するのは、社会全体で必要なことですね。

動画による情報と違い、文字による情報は何度もリーディングされるような正確かつ密度の濃い情報を載せることが求められます。同じ内容のものでも、文章での「見せ方」によって読みやすいものになるか、読みにくいものになるかは書き手の力次第です。またそこで少し足りない部分を、あえて動画にしてわかりやすくラーニング動画にするなど、工夫して情報量を増やしていくこともできますね。

 

https://www.youtube.com/@Manabito-online

3. 株式会社Speee

株式会社Speeeは、市場分析情報(マーケティングインテリジェンス)事業とデジタル技術を活用した業務改革(デジタルトランスフォーメーション)事業を主とする日本のIT企業です。2007年11月に設立され、マーケティングインテリジェンス、デジタルトランスフォーメーション、データプラットフォームなど広範を扱い、東南アジアで複数の自社開発サービスをテスト展開しています。

 

ご紹介する動画は、「幾何」を意識させたコープレートムービーとなっています。

 

注目すべきポイント

動画素材で常に数学的・物理的な幾何や図式を意識させたものを使用しています。数式や図式は、理由もなくなぜか人が美しいと感じて魅入ってしまうものの1つですね。

単なる小難しい動画にはせず、無限にあるデータを情報処理してアウトプットする、そのための「文字」の力が重要なことも動画では伝えています。

動画全体を通してナレーションが全て字幕化されており、Speeeのかかげた「解き尽くす。未来を引きよせる。」というミッションと、8つの価値観をあらわすビジョンをよりわかりやすく説明しています。

モバイルSEO事業からスタートし、早期にマーケットを席巻したSpeeeですが、過去には大量離職により組織崩壊という事態に陥ったこともあります。これをきっかけに自社の文化を定義し、この文化を組織の原動力とすることで競争優位性を保つことに成功しています。

1度失敗してもその原因を突き詰めて再度昇っていくというあきらめない姿勢は、多くの企業にとっても見習うべきものですね。

 

https://www.youtube.com/@speee3777