【謹賀新年】ブランディング動画事例集

BtoB企業特化型ハイクオリティ動画制作。会社紹介映像、展示会プロモーション、社員総会・イベント映像、営業ツール、採用ブランディング等。
お客様のビジネスモデルを深く理解し、高品質なPR映像制作を伴走型で行います。動画を作ったその先まで丁寧にコンサルティングサポート。

はじめに

【謹賀新年】ブランディング動画事例集

  • セイコーグループ株式会社
  • Salesforce
  • 株式会社公文教育研究会

新しい年を迎え、多くの人が気持ちを入れ替えて本年に臨むことでしょう。

企業としても1つの節目であり、新たな1歩を踏み出すタイミングでもあります。

新規事業にチャレンジしたり、さらなる企業成長を目指すためにも目標を定めることは重要です。

今回はそんな節目の時期となりますので各企業のブランディング動画をみていきたいと思います。

 

それではいってみましょう!

1. セイコーグループ株式会社

セイコーグループ株式会社は、日本初の腕時計、世界初のクオーツウオッチを製品化し、現在も時計関連で著名な企業です。

また動画という観点から見ますと、日本初の民間放送において開局時に流された初めてのCMを出稿したことでも知られています。

動画におけるブランディングを最初におこなった、ともいえるでしょう。

注目すべきポイント

ブランディング動画となると、製品やサービスの訴求をおこなうプロモーション動画とは異なりますが、その企業をつくってきた「代表作」となるものはやはり動画内で使用すべきものとなります。

ただ映像をつなぎ合わせるだけでなく、ブランディングにおいては「言葉」をうまく使うことも重要です。

「言葉」がもつ力やイメージを、いかに映像で具体化できるかで与える印象が大きく変わってきます。

こちらの動画は、セイコーグループの中でもデバイスソリューション事業を担う、セイコーインスツルとセイコーNPCのブランドムービーとなっており、製品をつくる細部の重要さ、世界をつくっている「大」ではなく「小」の部分にフォーカスをあてています。

日頃、目にすることのない小さな部品が世の中の当たり前を支え、世界を更に進化させていくという思いを、動きのある様々なシーンのなかで表現された動画のご紹介でした。

 

https://www.youtube.com/@seikocorporate8377

2.Salesforce

Salesforce(セールスフォース)は、米国カリフォルニア州に本社を置く、顧客関係管理(CRM)ソリューションを中心としたクラウドコンピューティング・サービスの提供企業です。

米フォーブス誌の「世界で最も革新的な企業」ランキングで4年連続で第1位に選出されたこともあります。

注目すべきポイント

インクルーシビティ(さまざまな人を受け入れること)をテーマに、実写映像を使った展開となっています。

すべての人のタイトルの通り、多種多様な人を登場させています。

多くの人が登場しますが、それぞれがバラバラというわけではなく、手の動きなどを繋ぎ合わせることによって、人と人との繋がりというものも表現されています。

近年では多様性という言葉がよく聞かれるようになりました。

人が生きていくためには、共同体という多種多様な多くの人間が存在する場所で生活していかなければなりません。受け入れることは、それぞれをバラバラなまま受け入れるだけでなく、繋がりをもって受け入れなければ、本当の意味でのインクルーシビティとはなりません。

そしてそれらを実現するために必要なのは、お互いのことをよく知ることです。

そういったメッセージ性を強くもった動画のご紹介でした。

 

https://www.youtube.com/@SalesforceJapan

3. 株式会社公文教育研究会

株式会社公文教育研究会は、大阪府大阪市北区に本部を置く学習塾をフランチャイズ展開しています。

「KUMONロゴ」の『O』の部分が愛称「THINKING FACE」となっています。この「顔」は、子供や保護者、KUMONの先生やスタッフ・社員等、関係者全員の顔であり「考え続け成長する」ということを表現しています。また背景の空色は知性や誠実さを意味するとともに「空の下世界はひとつ!」といった気持ちをメッセージしています。

注目すべきポイント

動画は暖かみのあるアニメーションとなっています。

あえて滑らかなものではなく、絵のコマ送りのスピードを緩やかにしています。

生涯を通じての「学び」を掲げているブランドイメージに合わせ、子どもだけでなく大人の勉学の姿も動画内のシーンとして組み込んでいます。

先の2つの動画は、映像+言葉によるブランドイメージの説明を動画全編で使ったものとなっていますが、こちらの動画は言葉を使った部分を最小限にすることで、逆にそのメッセージ性を強く出したものとなっています。

 

またアニメーションにおいても、技術の進化による滑らかなアニメーションもあれば、あえてのコマ数を少なくすることで絵本のような優しさのあるものにすることもできます。

ブランドイメージをどう伝えたいか、それによって様々な使い分けをすることが重要ですね。

 

https://www.youtube.com/@KUMONSHUPPAN