形になる企画の考え方その8【企画書例】

お久しぶりの形になる企画の考え方シリーズです。

企画に関してのウンチクはわかった。じゃあ次に何をすればいい?

それは、「企画書」をつくることです。いくらアイディアが泉のように湧いて出てくる人でもそれを関係者や協力者が納得し、「やろう!」と思ってもらえるように伝えなくてはなりません。

今回は秀逸な企画書の書き方を紹介していきたいと思います。

■企画コンペ「販促会議」

協賛企業から商品・サービスのプロモーションに関する課題を出題し、その課題に対する解決策として、応募者からのアイデアを企画書形式で募集するコンテストのことです。

今回はアイデアの提案の仕方や企画書を作成する際に参考になる「販促会議」でグランプリを受賞した作品をご紹介します。思わず唸ってしまうアイディア企画が満載です。

■コカ・コーラの例

PDFで企画書の全容を見る。

非常にシンプルで見やすい構成となっており、長ったらしい説明もない。直感的にわかるように写真を多く取り入れ、「ふんふん、それでそれで?」と思わず次を見たくなってしまうような企画書です。

ちなみにこの企画書がグランプリを受賞した企画書です。「企画は一言」のようにシンプルだけどメッセージが凝縮された洗練された企画書と言えるでしょう。

■ピザは相手に送るもの

「ピザはデリバリーされた本人が食べる」という常識の観点を覆した案です。

遊び心溢れるアイディアで思わず企画書を読みながらニヤけてしまいます。かわいいイラストとキレイな写真を使い、わかりやすく・面白くまとまっています。

■ビッグマックタイム

PDFで企画書の全容を見る。

これまた斬新な発想。13時16分→「13:16」→「BIG」に見立てたなんとも発想の切り口が鋭い企画です。一つ鋭い切り口を見つけると、それに付随して様々なアイディアが思い浮かぶという企画書内容です。

いかがでしたでしょうか?

どれも斬新な発想とクオリティの高い企画書にまとめられていましたね。

「いきなりこんなの作れない」と嘆いているあなたも、まずは手書きでも1枚の紙にコンセプトを書き出してみることをお勧めします。企画を出すことが楽しくなると段々と資料作りにもこだわってくることでしょう!