画素数に惑わされる消費者 – 画質を左右するのは解像度だけじゃない!

どうも、家族セブ島に行って1日数十枚、スマホで撮った写真が送られてきて、

南国の綺麗なビーチはなにで撮っても映えると痛感したニコラスです。

 

 

そういえば、数年前までテレビをつければ 「何万画素」といった謳い文句で画質をアピールしていたカメラや携帯のCM、最近になって見なくなったと思いませんか?

未だに一般消費者の認識では

「高画素」=「高画質」

になっていますが、違うんです。

 

デジカメが普及しはじめた2000年代各社カメラメーカーはしのぎをけずり、

業界全体が高画素をアピールした広告戦略をとりました。

 

2000年代の終わりから2010年代の始まりにかけて

 

画素数戦争

 

なるものが勃発したのです。

 

「500万画素!」、「1000万画素!!」、「2000万画素!!!」と画素数はどんどんと上がり続け

 

遂に・・・

 

2012年に誕生したNikon D800(当時では衝撃的だった3680万画素)を皮切りに、画素数戦争はピークを迎え、終焉しました・・・

nikond800.jpg

確かに画素数が多いことによって髪の毛の一本一本が解像されたりクロップにも耐えうることができるかもしれませんが、カメラのレンズやセンサーがそれに見合った性能がないと意味をなしません。

 

そして当時の多くのコンパクトデジタルカメラ

高画素化に追いつくほどの性能を持ち合わせていませんでした・・・

 

 

そもそも画素数は単なるピクセル数(500x500px等)にすぎなくA3ノビのプリントでさえ500万画素あれば足りると言われています。

 

長い間、広告業界が高画素を宣伝し続けた結果。あたかも、高画素であれば高画質である。そして未だにそのような認識が消費者にまかりとおっています。高画素であれば解像度が高くなりますが、画質は解像度だけで左右されるわけではないです。

 

 

 

画素数だけが画質ではない。

 

 

 

カメラの性能だけで言えば、

どれだけの明暗差(latitude)を記録できるかを表すダイナミックレンジ

暗いところでもノイズ無く映し出す高感度耐性であったり

 

撮影技術に関して言えば、

「写真は映像は 光が全て」

と言われるように

光の演出によって 画質 は左右されます。

 

ですので、新しくカメラをお買い求めの方は画素数だけに惑わされないでください!

そして動画の演出にお悩みの方はプロのクリエイターが集うFunusualに是非お問い合わせください。

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