BtoBビジネスに効果的!?企業Facebookの特徴と見込める効果

はじめに

この記事から学べる事

  • Facebookの特徴が理解できる
  • メリット、デメリットが理解できる
  • 効果的な事例の紹介を通して、動画広告の運用イメージを掴みやすい

「Facebookの使い方がいまいち分からない」、「企業としてFacebookを運用したいと考えているが具体的な運用方法が分からない」など、SNSを効果的に利用するためにはいくつか方法があります。
また、SNSの種類によって特徴やメリットデメリット、見込める効果なども違ってくるので各SNSについて理解が必要です。
今回は主に企業が運用するFacebookページについての特徴やメリットデメリットについて紹介します。

1. Facebookの特徴「メリット」

まず初めに、Facebookのメリットは大きく分けると4つあります。

1-1. コスパがいい

Facebookページは誰でも無料で作成することができ、そこから無料で自社に関する投稿を行うことができます。
また設定次第では低コストでターゲティング精度の高い自社広告の投稿(動画・静止画)もできるようになります。
Facebookを利用しているユーザーの年齢層は30代~50代のビジネス志向の方が多く利用している傾向にあり、広告に興味を示す可能性が高いというメリットがあります。

1-2. 拡散性がある

Facebookは主に「いいね!」と「シェア」による拡散性が高いのが特徴です。
他のユーザーの投稿に対して「いいね」をクリックすることにより、自分のフォロワーの方々へ「いいね」を押した投稿が表示されます。
Twitterも拡散性が高いですが、Twitterとの違いは、Facebookの方がタイムラインに滞留しやすいということです。
実際に使う人にもよりますが、一週間ほどはタイムラインの上部に表示されやすいです。
また、フォロワー数もTwitterなどと違い少なく、多くのユーザーへのリーチ率の割合が高くなります。

1-3. 企業が運用しやすい

Facebookは企業が運用しやすい機能がたくさんあります。
Twitterに比べ、投稿内のリンクへのアクセス率が高いこと、本名顔出しで利用している方が多くいるため信頼性が高いなどのメリットがあります。

他にもアンケートが取れるリンクからの誘導率がTwitterよりも4倍ほど高いという統計結果も出ています。
投稿が拡散された際のユーザーへのリーチ率や訴求率は高くなる傾向にあり、ビジネス層ターゲットの企業が運用することには大きなメリットがあります。

1-4. 炎上しにくい

Facebookのユーザーの多くは、本名や顔出しでの利用が多いため、特定のユーザーに向けて故意的に攻撃するような投稿が起こりにくいというメリットがあります。

中には個人情報を特定できないように、虚偽の情報でアカウントを作成する場合もありますが、そのような場合はすぐにFacebook管理側やユーザーからの報告により削除されますのでFacebookでは炎上しにくいというメリットがあります。

2. Facebookの特徴「デメリット」

では、逆にデメリットはどのような事が考えられるでしょうか。
主なデメリットは3つあります。1つひとつ見ていきましょう。

2-1. 実名で登録している人が多い

Facebookでは、実名で登録している方が非常に多いです。
そのため、「実名はちょっと出したくないから使いづらい…。」という方も実際に居ます。

しかしながら、ほとんどのユーザーは実名・顔出しで利用しているため、特定のユーザーにはFacebook利用へのハードルが高いと言えます。

2-2. 付き合いづらい相手ともつながる可能性が高い

Facebookを利用するにあたって、中には会社の上司や先輩、付き合うのが苦手なタイプの人、そのような人とも付き合っていかなければいけない必要性が出てきます。

2-3. 個人情報が漏洩する可能性もある

登録内容を詳細に書き込みすぎると、個人情報が特定されてしまう可能性が高いです。
中にはまったく個人情報を書き込まないという方もいますが、ある程度の情報を登録することは必要です。
事細かに書く必要はありませんが、大まかな概要は記載した方がいいでしょう。
細かい情報登録は不要ですが、ユーザーの信頼度にも影響する場合があります。

3. 動画広告の種類

では、実際にFacebookで利用されている動画広告の種類にはどのようなものがあるのでしょうか?
主な種類は3つです、以下で1つずつご紹介致します。

3-1. デスクトップニュースフィード広告

デスクトップニュースフィード広告

『ニュースフィード』とは、他人の投稿内容を表示させている画面です。
『タイムライン』は自分の投稿内容が表示される画面です。
両方とも似ていますが、Facebook内では、『他人が発信した情報』と『自分が発信した情報』を分けて表示されます。
そのため、デスクトップニュースフィード広告とは、ニュースフィード内に表示される広告になります。ユーザーの閲覧数が一番高い広告です。

3-2. インスタント記事広告

インスタント記事広告

主にスマホ向けユーザーが利用しているFacebookアプリ画面で表示される動画広告です。
Facebookの利用者はスマホからのアクセスがほとんどです。
そのため、スマホ向けの広告はクリック率やリーチ率が高いことが期待されます。

3-3. インストリーム広告

インストリーム広告

Facebookの動画内で流れる動画広告です。
YouTubeの再生前に流れる広告のようなイメージで、メインの動画の前に広告の動画が15秒ほどの尺で流れます。
そのため、動画投稿を見ている人に対しての視聴率は高いです。
しかし、動画広告自体を見られないというデメリットも存在するので、そこをどう補うかが重要になってきます。

4. 動画広告活用事例

Facebookで動画広告を活用している事例をいくつかご紹介いたします。
実際に動画広告を利用している企業はどのような使い方をしているのでしょうか?

4-1. パナソニック株式会社

パナソニック株式会社の「AIR PANEL LED THE SOUND」という商品の動画広告です。
「天井から音が降り注ぐ」という表現を使用しており、視聴者の興味を引く内容になっており、「照明」の固定概念を覆すような革新的なアイデアが盛り込まれた動画広告になっています。

4-2. 全日本空輸株式会社(ANAjapan)

ANAjapanによるチャーターフライトの広告動画になります。
当時は新型コロナウィルスによる影響で、好きな時期に海外や旅行へ行けないという状況が続いていました。
そのため、ANAでは、成田空港から、長野や愛知や三島上空を経由して再び成田空港へと戻って来るという遊覧飛行を実施しました。
機内ではハワイ気分を味わえるようなバナナマフィンやモヒート、パイナップルジュースなどを乗客へ提供するというサービスになっています。
自粛が続いていた期間中でも、このような取り組みをFacebookで宣伝することで、多くの方々へとPRすることが出来ます。

4-3. 株式会社資生堂

化粧品の製造や販売を手がけている株式会社資生堂の、へアメイクアップアカデミー『SABFA』の動画広告です。
動画内では「ホンモノに触れる」という表現が使われており、視聴者へ提供するコンテンツやサービスのレベルの高さを感じさせるような内容になっています。
そのため、見た人が是非とも応募したいと感じるような興味を引く工夫がされています。

まとめ

今回はFacebookについての動画広告についてメリットやデメリット、活用事例などをご紹介しました。他のSNSと違う点は「ユーザーの実名顔出しでの利用による信頼性の高さ」です。
多くのFacebookユーザーが実名や顔出しで利用することで、信頼性が大きく高まります。そのため、広告などを投稿した際のリアクションが他のSNSと比べて良い傾向にあります。

しかしながら、苦手な方とのつながりも少なからずしなくてはいけないというデメリットも存在します。ですが、Facebookを利用することによるメリットは断然多いです。

今回ご紹介した動画広告の事例は一部ですが、少しでもそのような事例が運用の参考になればと思います。
また、実際にSNSでの動画広告運用をお考えの方は弊社Funusualへ一度ご連絡ください。
弊社では顧客目線での企画提案を心掛けており、撮影や編集も行っています。
動画広告についてよく分からないという方でも安心してご相談いただけます。