あなたは明確に答えられる? ー「広告」と「広報」の違いとは?ー

株式会社ファンユージュアルの東海林(しょうじ)です。

 

さて、冒頭からいきなり質問です。

「広告」と「広報」の違いは何でしょうか?

 

・・・以前、弊社代表の大野からこう質問をされました。

 

しかし、当時の私はぼんやりしたイメージしか浮かばず、

 

(広告・・・チラシ!)

(広報・・・広報担当として取材対応をしているキラキラしたお姉さん!!)

 

という貧相な発想しか浮かびませんでした・・・。

 

 

 

でも、広告や広報って、ついつい混同して使いがちですよね。

みなさんは明確な答えが浮かびましたか?

 

①「広告」とは?

まず、広告ですが、こちらは割とイメージがしやすかった方が多いのではないかと思います。

 

広告とは、TV、新聞、雑誌、WEBといったメディアに掲載費用を払って、企業や商品について伝えることです。

 

 

掲載期間や掲載時期、アピールしたい内容や表現方法について、企業側での決定が可能です。

このため、商品やサービスの特長をユーザーに印象づけるために、インパクトのある表現・記載が自由にできます。

もちろん、虚偽情報や誇大情報はいけませんし、メディアごとの掲載基準がありますが、ある程度主観的な発信ができるという特長があります。

 

また、近年はTVや新聞のような従来からのメディアだけではなく、SNSに広告を掲載する企業も一般的になりましたね。

 

 

②「広報」とは?

一方で、広報は、「パブリック・リレーション(PR)」とも言われ、社会と良好な関係性を築くことです。

 

これだけではちょっとわかりにくいですが、具体的な活動としては、メディアに向けて企業や商品の情報を提供し、ニュース番組や記事などに取り上げてもらうことを目的としています。

簡単にいうと、ネタ提供といったところですね。

 

 

主に自社のウェブサイトやプレスリリースを用いてメディアに情報提供をするため、広告に比較して費用がかかりません

また、記者・編集者といった第三者の視点を通じて、ユーザーに情報が発信されるため、より客観的であり内容の信頼性が高いと言えるでしょう。

 

しかし、その情報を取り上げるかどうか、いつ何をどのように掲載するかどうかについては企業がコントロールするのではなくメディア側が決定します。

なので、企業は広報活動を行うタイミングや提供する情報についての戦略が重要となります。

 

このように、広告と広報には、費用、決定権、制作者、信頼性などといった違いがあり、それぞれが持つメリット・デメリットを補完しあう関係となっています。

広告と広報の、意味合いや目的が異なることがおわかりいただけましたでしょうか。

 

動画による広報活動がメディアに取り上げられた事例

 

今年の母の日を前に、西武・そごうでは、東大生を対象に「2018年全国一斉母の日テスト」なるイベントを開催しました。

自身の母親にについてどれほど知っているか100問にもわたる質問をし、その様子を捉えた動画を公式ウェブサイトで配信しました。

 

 

【西武・そごう】東大生が挑戦。簡単そうで意外と解けないテストって何!?

 

テストでは「あなたの母の好きな色は?」、「あなたの母の星座は?」といった比較的答えやすい質問から、「あなたの母があなたに言われて一番印象に残っている言葉は?」、「あなたの母があなたを誇らしいと思っていることはどんなことか?」といった普段の会話ではなかなか知りえない質問まで様々でした。

 

意外と知らないお母さんについての質問に四苦八苦しながら回答し、いよいよ答え合わせの時間。

その採点方法は、自分で母親に電話をかけて、答えをきくという自己採点方式でした。

 

 

電話でお母さんと話し、お母さんのことをもっと知る・・・そして、お母さんから見た自分を知る。思わず涙がでてきそうな内容でした。

 

 

そして、感動的な動画が話題となり、TV番組や、インターネットでも取り上げられました。

その効果もあって、なんと公式ウェブサイトの動画公開開始からわずか一週間で35万再生に達し、現時点では126万再生を超えています

 

 

広報・PRの取り組みの流れ

 

ファンユージュアルでは、動画広告制作のほか、広報戦略についてもご相談を承っております。

 

[広報・PRの取り組みの流れ]

1:クライアント様の課題感をヒアリング

2:話題になるようなキャンペーン・動画企画を提案

3:リリース後、各種広告やインフルエンサーを活用してメディアにリーチ

4:TV、新聞、WEBなど各種メディアによる取材

5:さらに大々的にキャンペーンが広まる

 

といった流れです。

メディアに取り上げられるコツは、第三者(視聴者、ユーザー)の目線に立ったキャンペーンや動画内容を作り上げることです。

プラップジャパンというJASDAQ上場の企業と提携して、メディアに取り上げられるような広報活動が可能です。

 

「単に動画広告を作るだけではなく、より効果的な広報活動もしたい!」とお思いのご担当者様は、ぜひお気軽にファンユージュアルにお問い合わせ下さい!