【SDGs】食品ロス対策関連動画事例集

BtoB企業特化型ハイクオリティ動画制作。会社紹介映像、展示会プロモーション、社員総会・イベント映像、営業ツール、採用ブランディング等。
お客様のビジネスモデルを深く理解し、高品質なPR映像制作を伴走型で行います。動画を作ったその先まで丁寧にコンサルティングサポート。

はじめに

【SDGs】食品ロス対策関連動画事例集

  • 東京都公式チャンネル
  • 株式会社クラダシ
  • 株式会社寺岡精工

世界的に問題となっている食品ロスの問題について、日本国内においても年々その認知度が高くなってきています。食品ロスへの認知度の高まりを受け、食品ロス削減に向けた取り組みの実践を消費者へアピールすることも重要になってきました。それは、自社に対するプラスのイメージを持ってもらうことに繋がり、さらには商品のPRや集客などにも活用できるものとなっています。

今回はそういった食品ロスに関する動画についてみていこうと思います。

 

それではいってみましょう!

1. 東京都公式チャンネル

官公庁においてもYouTubeチャンネルを活用するのは当たり前になりました。

東京都のチャンネルでは都知事記者会見や東京のデイリー・ウイークリーニュース、海外向けのEnchantig Tokyo、ドキュメンタリーや東京の魅力あるお店や文化を紹介するPR動画など、有効的なYoutubeチャンネル運営をおこなっています。

 

ご紹介する動画は、食品ロスを防止するための啓発動画となっています。

 

注目すべきポイント

動画のメインはアニメーションとなっていますが、粘土細工を利用したものとなっています。印象としては、とても暖かみのあるものとなっています。

動画の構成は、いくつかのクエスチョンに対して考えられるアンサーを出していきながら、最終的には解答となるものを説明しています。

動画内ではアニメーションだけでなく、インフォグラフィックスや実写の静止画も組み込まれており、場面状況にあった説得力のあるものとなっています。またナレーションの声の「柔らかさ」も特徴的ですね。

 

官公庁からの啓発となれば、大人だけでなく、未来をつくっていく子どもにむけてメッセージを出すことも重要です。

日本では年間600万トン以上の食品ロスが発生しています。あまりにも数字が大きくて現実味がありませんが、これは国民一人当たり毎日おにぎり1個分程度の食べ物が捨てられている計算になります。身近なものに置き換えることで、そのもったいなさも実感することができます。

1度に全てを変えることはできないので、小さなことからコツコツと変えていける世界を、みんなでつくっていきたいものですね。

 

https://www.youtube.com/@tokyo

2. 株式会社クラダシ

株式会社クラダシは、「日本で最もフードロスを削減する会社」というビジョンを掲げ、ソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」を通じて、フードロスの削減に取り組むと同時にSDGs17の目標を横断して支援しています。

 

ご紹介する動画は、メインサービスであるショッピングサイトの「Kuradashi」のPRとなります。

 

注目すべきポイント

Kuradashiオリジナルキャラクターである「フー」と「ドロス」をメインとしたアニメーションとなっています。絵本をイメージしたポップなものは子ども受け◎でしょう。

また思わず口ずさみたくなるようなオリジナルのメロディーも、より動画をポップなものとしています。

「やさしく」というイメージをしっかりと表現していますね。

「楽しいお買い物で、みんなトクするソーシャルグッドマーケットを創る。」というブランドパーパスのもと、オリジナルキャラクターとオリジナルソングを使って「たのしく」をより印象付けています。

 

オリジナルキャラクターの強さは、どこかの誰かの琴線に触れたときに爆発的な宣伝力をもっていることです。1度バズってしまえば、二次創作の場で次々とキャラクターが使われることもあります。老若男女問わずどこに刺さるかは未知数、といったところですね。

 

https://www.youtube.com/@kuradashi5151

3. 株式会社寺岡精工

株式会社寺岡精工は、計量器やPOSを製造、販売している企業です。特に食料品店や食品加工工場に強みをもっています。

こちらの動画は、京都市にオープンした、ゴミを出さないゼロ・ウェイスト(=ゴミゼロ)なスーパーマーケット「斗々屋」を紹介したものとなっています。

 

注目すべきポイント

動画は実写をメインとしたもので、間にはインタビューも盛り込んだものとなっています。

実際の購入シーンを利用することで、新たな「量り売り」を表現しています。

従来の量り売りの問題点をピックアップし、これらに対する対応策を紹介しています。デジタル技術をうまく利用することで、時間のロスを最小限にできればストレスなく購入をすることができますね。

歴史ある老舗企業×スタートアップ企業という組み合わせは、昨今においては多くの事例があります。長くやっているからこそもっているノウハウと、スタートアップだからこそもっている新しい目線や推進力、これらをうまく融合することで以前はうまくいかなかったものに改めてフォーカスをあてて「再開発」することで新たな事業を生み出す。それがまた社会を良くしていくことにも役立つ。そういった素晴らしい循環を作っていきたいものですね。

 

https://www.youtube.com/@TERAOKA