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はじめに
【本当の幸福とは？】ウェルビーイング動画事例集
- 株式会社アドバンテッジリスクマネジメント
- 総務省
- 株式会社イトーキ
「ウェルビーイング」（well-being）という言葉をご存知でしょうか？
身体的・精神的・社会的に良好な状態にあることを意味する概念で、「幸福」と翻訳されることも多い言葉です。
勤務環境において自分が幸せだと感じている従業員は、創造的で業務のパフォーマンスが高く、組織に良い影響をもたらすことが様々な調査からわかっています。
SDGｓでも触れられており、「GOOD HEALTH AND WELL-BEING」が達成すべき目標の１つにも設定されています。
「心身ともに健康であること」、そしてそれが健康経営へと繋がるとも言われており、企業も注力を注いでいる部分です。
そういった「ウェルビーイング」に触れている動画について、今回は見ていきたいと思います。
1. 株式会社アドバンテッジリスクマネジメント
株式会社アドバンテッジリスクマネジメントは東京都目黒区に本社を置く、団体長期障害所得補償保険（GLTD）や従業員支援プログラム首位の人事ソリューション企業です。
障害者採用支援のための求人広告サイトも展開し、EQによる人材教育事業に参入しています。またエンゲージメント領域やフィジカル領域にもサービスを投入し、健康経営プラットフォームの実現を目指しています。
注目すべきポイント
キャッチコピーに合わせ、企業の職場環境で抱えているであろう問題を実写で紹介しています。
動画+下部の文字情報で訴求力を高めたものとなっています。
WebCMや解説動画でははやくから導入されていたインフォグラフィックス動画は、今やTVCMでも多く使われるようになっています。
日本の企業は働く環境を整えるという点において、海外と比べて劣っていると常に指摘されていきました。従業員個人のウェルビーイング向上は、生産性向上にもつながります。つまり、生産性を下げる阻害要因となる課題や不安を取り除くことで、仕事への前向きな感情や、会社や組織への愛着が増し、エンゲージメント向上が期待できるのです。
SDGｓの目標にも設定され、社会全体としても追及していくべきものとして企業は率先して行動をすることが求められています。動画広告による情報の周知も、その１つとなるでしょうね。
2. 総務省
２本目は、総務省の日本型テレワーク-ウェルビーイングを意識した理想の働き方-から。
SDGｓの目標と設定されれば、政府としてもその空気感を高揚させる必要があります。
総務省の動画チャンネルでは、アニメーションによる動画を公開しています。
注目すべきポイント
テレワークとオフィスワークのバランスをとってやっていくこと、アニメーションによる天秤はアイディアを活かしたものとなっています。
バーチャル空間での会議や働く環境というものも現実的になってきています。
空想の世界だったものが現実になるのは意外と早いのかも！？
ICTツールを工夫しながら活用して、日本の働き方のいいところを生かしながら、個人はもちろん、チームや組織においてもウェルビーイングを向上させながら、日本の社会問題解決にもつながるような働き方が求められています。
国をあげた支援と、そこに合わせる企業や個人、全ての人にとってより良い世界を作っていけるのか、そしてその中に「日本の良さ」を組み込めるか、今後も政府・民間と協力していくことがカギになるでしょう。
3. 株式会社イトーキ
3本目は、株式会社イトーキのポストコロナの働く環境から。
株式会社イトーキは、東京都中央区に本社を置く、事務用品・各種設備を扱う企業です。元は製造部門の株式会社イトーキクレビオと販売部門の株式会社イトーキに分かれていましたが、2005年6月に合併しています。
ご紹介する動画は、オフィス紹介動画となっています。
注目すべきポイント
実際にオフィスの中に入っている実体験ができる動画となっており、俯瞰と主観のどちらの視点でもオフィスを見ることができるようになっています。
直接的なコミュニケーションが必要な場面と、間接的なコミュニケーションが必要な場面、そして個人でのスペースと工夫が凝らされたオフィスを多方面から紹介しています。
イトーキでは高集中エリアや個室ブースを設けることで、生産性の向上を図っています。ITOKI TOKYO XORKでの業務は、同僚との会話やコミュニケーションがしやすく、生産性が向上したという調査結果が出ています。また、ウェルビーイングな状態で働ける空間を認証する「WELL認証・ゴールド（インテリア）」を取得しています。
また社員満足度調査やはたらきかた検診というイトーキオリジナルの調査で、ウェルビーイングを可視化し、健康経営に関してあらゆる角度から施策を実施しています。
さらにこういった施設紹介の動画を作成することで、採用の部分においても企業アピールに繋がっており、１つの動画に様々な意味を持たせることができますね。
