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動画発注における業者見極めのポイント4選

はじめに

「何からやればいいか分からない」の状態でも発注までの流れが分かる
動画発注における業者見極めのポイントが分かる

動画を使って自社のPRをしたいけど、どのようにして作ればいいのか分からない。
どうしたらターゲットに対してのリーチ率の高い動画を作る事が出来るのかよく分からない。
動画を外部発注したけど、思っていたものと少し雰囲気が違う作品に仕上がっていた…。
そんなお悩みを抱えている方はたくさんいらっしゃるかと思います。
そこで、今回の記事では、動画発注において最適な業者を見極めるポイントは一体どのようなことがあるのかを見ていきたいと思います。

動画発注をする前に!準備しておく事

動画発注をする前に、まず初めにやらなければいけない重要な事があります。それは、「事前準備」です。この準備をしっかりと固めることによって、業者への具体的な提案や、イメージとの相違が少なく動画を作ることが出来ます。
では、実際にどのような準備が必要なのかを見ていきます。

利用目的

動画を何の目的で使うのか、ここを明確に決めることによって動画の方向性がある程度決まります。「広告に使いたい」のか「研修用に使いたい」のかでは、動画の方向性が変わってきます。
更に言えば、ターゲットを明確にすることです。「20~30代の若手社員向け」なのか、「40代~50代の管理職向け」なのかでも、動画の表現や構成が大きく変わってきます。
このように、動画の目的やターゲットが明確だと発注者と、受注者とのイメージにより相違が無く動画を作ることが出来ます。

利用コスト

ある程度の予算を決めておくことで、業者にも提案をしやすくなります。
業者側の立場として考えれば、100万円かけて作る動画と、50万円かけて作る動画では当然出来栄えが変わって来ます。
発注者側から「予算100万円で、ターゲットは小学生の男の子向け。自社製品のおもちゃを宣伝するための広告動画を作ってほしい…。」といった感じで提案されると、これはできて、これは予算内だと厳しい等が見えてきます。業者側の提案もスムーズで、より具体的な提案が出来るでしょう。

納期

いつまで完成してほしいのかを期日を決めましょう。
これが無いと業者側でのスケジュールが立てられません。
しかし、実際の所は業者側の都合や作成する動画のクオリティー等によって納期が変動することもあるので、ある程度の予定は必ず決めておくようにしましょう。

掲載媒体

ターゲットや目的を設定するのと同時に、動画を作った先にどこに掲載するかを想定しておきましょう。
よくあるのが「とりあえず自社Webサイトに掲載」ということですが、それはターゲットペルソナを考えていないのと同じこと。
自社Web、展示会、SNS、YouTube、動画メディアなど、媒体ごとにユーザー属性や特性があるのでターゲット選定と並行して「動画の掲載先」も決めておきましょう。

ポイント

動画を使う目的に合っている会社を選ぶ

では次に、実際に動画を発注するにはどのような業者が良いのかについて見ていきましょう。

業者を選ぶポイントとしてまず1つは、自社が動画を利用するための目的に合った動画を作る事に長けている業者を選びましょう。
例えば、「40代~50代の管理職」の方々に訴求したい動画広告を作るためには、そのような方々に向けての動画を作ることに長けている業者に頼む方が、よりターゲットに響く内容の動画に仕上げることが出来ます。

そのように、今自分たちが考えている「動画の目的」に合っている業者を選ぶ事は非常に重要です。

見積金額

こちらも先述しましたが、事前に準備する事によって、ある程度の業者を絞り込むことが出来ます。
しかし、予算にばかりこだわって選択肢を狭めすぎるのもあまりオススメしません。
「見積額を実際にもらったら、結構予算オーバーしていた…。」なんてこともあるかもしれません。ベストは、予算内で満足出来るクオリティーの物を提供してくれる業者ですよね。
しかし、業者によっては同じ動画を作るのにもコストが変わってくるということが実際にあります。

見積もり金額が大きく変わるポイントとしては、「ディレクションや企画・進行管理も含まれているかどうか」を見極めることです。
提示金額の安い業者はディレクション費などは含まれず、作業費のみの見積もりの場合があります。
そうなると、制作に必要な準備や企画出し、資料作成・納品までの進行管理などはすべて発注者側で行う必要があります。修正指示なども事細かに正確に伝えないといけないめ、動画制作に慣れていないとコミュニケーションが難しく「思ってたのと違う・・・」成果物があげられてきてしまう可能性も高まります。

逆に、動画に慣れていてある程度自社でディレクションできるという発注者の方でしたらなるべく安く作業のみの行ってくれる業者が良いでしょう。

また、この業者がいいけどちょっと高い・・・というときでも交渉のポイントとして上記作業を一部発注者側で負担することにより金額を調整できる場合もあります。

提案内容

業者にも沢山あって、個人で活動している方もいれば、企業として活動している方々も多くいます。
そのため、担当する個人の技術力や、経験の積み具合等によって、提案する内容が変わることがあります。

ポイントは発注者側の要望もしっかりとくみ取ってくれ、動画の表現もそうですが全体的な戦略や発注者側の裏にある意図まで汲み取ってくれる、思いもしなかったアイディアを提供してくれる、戦略的な提案をしてくれるなど内容だけでなくビジネスとして戦略的なクリエイティブ案になっているか?の視点で見ると判断しやすいでしょう。
また、柔軟な対応やスピード感がある業者は、発注後もやり取りがしやすく継続して取引しやすくなるしょう。

実績

最後に紹介する見極めポイントは「実績」です。
業者の中には、動画制作を始めたばかりでまだこれと言って実績が無い方もたくさん居ます。
また、実績に大手とのやり取りがあると信頼度も違ってきますよね。
そのように、実際にどのような実績があるのかは業者を見極めるうえで非常に重要になってきます。

基本的には発注者側で大まかなイメージを持ってYouTubeやVimeoなどで参考動画を業者に提示し、それに対して近しい事例を求めるのが一般的です。
ただ、ビジネスモデルな複雑、もしくはマイナーなBtoB系の企業ですとピンポイントでの実績がない業者も多いと思いますのでその際はその業者の全体的な実績テイストの確認やクオリティの高さを鑑みてあとはどのような構成案がいいかなど提案をしてもらうのが良いかもしれません。

広告代理店に依頼した場合のメリット&デメリット

動画制作会社にも多くありますが、今回は広告代理店に依頼した場合のメリットとデメリットをご紹介いたします。
広告代理店とは、主に「広告を出したい側」と「広告枠を持っている側」との間で仲介業務をして利益を得ています。
また、動画制作も行っている会社も中にはあります。

一見、広告代理店に依頼することが一番効率の良い方法のように聞こえるかもしれません。
しかし、そこにはメリットもあればデメリットもあります。
そこで、今回は広告代理店に依頼する場合のメリットとデメリットをご紹介いたします。

メリット

広告代理店に依頼するメリットは大きく分けて3つあります。
それは、「自社の業務が減る」、「販路拡大をしやすい」、「競合などの最新情報が集まりやすい」などです。

具体的に見ていくと、広告代理店に依頼することで、広告の企画や制作、実際の運用などを一貫してやってくれる場合が多いです。
そのため、自社が抱える業務量を削減することが出来ます。

また、広告を実際に運用する所もやってくれるので販路の拡大をしやすいです。
そのような広告代理店では競合や市場の状況など、最新の情報が集まりやすい傾向にあります。

デメリット

では、逆にデメリットととして一番は「コスト面」。
広告代理店に依頼することにより様々な取りまとめを丸投げすることが可能になり自社での業務は削減することが出来ますが、その分手数料などが上乗せになっていき費用は高額になっていきます。

特にWebに関しては多少自社で調べることによって知り得る情報だけで数十万円ほど見積もりが変わってくる場合があります。
代理店に意見を聞くのもいいですが、なるべく自社でも調べてできるところは自分たちでやった方がゆくゆくは自社のノウハウとなりコストも抑えられ自社の成長に繋がってきます。

まとめ

今回は、動画発注における業者見極めのポイントを4つほどご紹介いたしました。
また、広告代理店に依頼した際のメリットやデメリットなどについてもご紹介致しました。

現在において、動画作成会社は多く存在しており、各社が独自の特徴を生かしたサービスを提供しています。広告代理店では広告の企画から運用をやっていただけるというメリットもある反面、デメリットも存在します。
動画制作会社も数が多いため、選ぶのに苦労するということもありますが、動画制作を発注する際にはこのような情報も参考にしてみてはいかがでしょうか。

弊社”Funusual”では、代理店と制作会社のハイブリッド「動画エージェンシー」として、「動画を利用したいけど、どうしたらいいか分からない…。」ところからお客様に寄り添って相談や提案をさせて頂いています。
貴社の要望を形に引き出すヒアリングをさせていただきますので、まずは遠慮なくご相談ください!


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