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動画広告を考える前に整理すべき7つのこと【1:ターゲティング】

はい、こんにちは。

今回は久々に企画や広告周りに関しての記事を書きたいと思います。題して、

「どんな動画広告を作ればいいのかわからないそんなクライアント様へ贈る『これをやれば見えてくる!コンバージョンを上げるための動画広告』」

について書きたいと思い…タイトル長いな!

■「どんな動画広告を作ればいいのかわからないそんなクライアント様へ贈る7つのやるべきこと」

 

少し短縮しました。最近はやりの「〜するべき◯つのこと」形式でお送りいたします。今回はその1、ターゲティングに関して。

前提として、あまり広告に予算のない(月の広告予算が100万円未満)の企業が広告主としてお話しします。

 

ターゲットを明確にする

 

はい、たいていの場合これが一番の課題です。え?なんで?と思われた方。甘い。甘すぎる。プリンアラモードに角砂糖とキャラメルシロップをかけたものぐらい甘いです。簡単そうに見えて案外難しい。それがターゲットの絞り込み。例えば、年齢層を分ける。

「現状では50代の女性が客層なんだけど、30代後半ぐらいにシフトしていきたい。」

よくあるご希望です。なーんだ、ターゲット年齢層を30〜50代に絞って広告を打てb・・・バカ!そんなこというあなたはBAKA!B/A/K/A BAKA!(SAGA佐賀のノリで。)!トンマ!(トンマって言葉久々に使った。)角砂糖とキャラメルシロップをかけたプリンアラモードの上にさらにメープルシロップかけてぇのか!?って言いたい。

よく考えてください。そしてよく思い浮かべてください。30代後半の女性と50代の女性の顔を。しわの数がどれほど違うことでしょう?白髪の数、ほうれい線の溝の深さは?30代女性がジャニーズ好きであれば50代女性は光GENJI好き。そんな違いのあるターゲット層に一気に配信してどちらも顧客GETだぜ!なんてうまい話、そうそうありません。

光GENJIは30代女性に受けにくいし、50代女性にとってジャニーズはちょっと若すぎる(もちろん一部例外あり)はずです。

 

じゃあどうすればいいか?

 

現状分析をまず行った方がよいかと。これも簡単そうに見えて意外とやらない方が多いと感じます。自社のサービスは完全に現状のお客様に狙いを絞ったものになっているのか?既存顧客の満足度はどのくらいか?過去のヒット商品などからどこに顧客のニーズがあるのか。など、一つ一つ因数分解していきます。

 

動画に関しても「企画が8割」と言われるほど制作の前段階は重要です。ここを徹底的に話し、お互い理解し合わないと形だけの中身スカスカの映像になってしまうのかなと思います。

 

そして、現在の顧客の年齢層と狙っていきたい層の中間にターゲットを絞り込んでいきましょう。

また、極力商品・サービス開発の段階できちんとターゲティングを考えていることが望ましいのですが、そうではないパターンもあるのでその場合は現状と希望の中間層を狙って反応を見つつ、少しずつ商品サービスの方向性も修正しながらゆるやかに希望修正していきましょう。

 

ちなみに、広告を打てばアラ不思議、お金をかけた分だけ集客につながる魔法の技術♪ってわけじゃあーアリマセン。

 

もちろん大企業のように何億円もかけて作るCM広告なら投資した分すぐに効果は現れるでしょうが、大多数はそうではないはずです。予算が少なければ少ないほどじっくりコツコツ、時間をかけてブラッシュアップしていくしか方法はありません。

 

「自分の作りたい映像」と「見込み客が見たい映像」は違う

 

広告をやる気満々でクライアント様の方で構成案やサンプル動画をすでに準備していただく場合もありますが、正直「え、これで広告打つの・・・」という内容も多々あります。

じゃあ、予算がないから一発博打でバズらせる動画を・・・!

というのもなかなか難しいのではないのでしょうか。

Funusualでは考え方の一つとして「CMはコンテンツであるべきだ」というのがあります。見たくもない自社製品のアピールなんかを見せつけられても不愉快でしかないですよね。企業CMかもしれないけど、普通に見てて面白い・ためになる映像であれば顧客の方から進んで見に来てくれますよね。

なので、自社製品サービスの素晴らしさを前面に打ち出したい気持ちはわかるのですが、そこをちょっぴりだけこらえて、視聴者の気持ちも考えた構成を考えていけたらなぁと思います。

 

 

ターゲティングと少しずれた内容になってしまいましたが、広告を考えた際に頭を整理する一つの要因として、「ターゲットを絞る」ことを考えてください。極力具体的であればあるほどいいです。むしろ架空の顧客が自社の商品サービスを使っている姿までイメージしてもいいかもしれません。

 

そこが絞り込めれば一歩前進です。

 

いかがでしたでしょうか?

次回は「広告に映像を使う意義」を書いていきたいと思います!

 

 

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