【事例紹介と利用メリット】金融業界で利用したい動画制作の紹介

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【事例紹介と利用メリット】金融業界で利用したい動画制作の紹介

1. 金融業界で動画制作を行う意義

銀行、証券、保険、そして消費者金融や商工ローンなどに代表されるノンバンク、これら金融業は、時代の流れにより変化しています。
そのため、金融業界では大きな改革を行うことを迫られている業界でもあります。
金融業界の新たなマーケティング手法が動画制作です。
そして、この激変の時代を迎えている金融業界で動画制作を行う意義は次の2つに集約されるといって良いでしょう。

  • 業界全体のDX(デジタルトランスフォーメーション)の進展
  • 支店中心営業からの転換期

これら2つは金融業界の企業が動画制作を行う意義といえるでしょう。
上記についてそれぞれ解説していきます。

1-1. 業界全体のDX(デジタルトランスフォーメーション)の進展

DXという言葉が聞かれるようになって久しいのではないでしょうか。
ITの浸透によって金融業界の状況も変わってきました。
金融業界とは無関係なIT業界が金融とIT技術が融合したフィンテックによって業界に進出して来たのは最たる例ではないでしょうか。
そして、このような状況の変化に対して、具体的なアクションを起こさなけれれば、フィンテック企業によって自社の市場が奪われかねません。
特に都市銀行も進出が難しい地方銀行が経済を握る地方ですら、フィンテックによるネット銀行がシェアを獲得する可能性もあります。
こういった状況にある金融業界において、具体的なアクションとしておすすめしたいのが動画制作です。
実際、フィンテック企業が動画などのメディアで自社のサービスを動画によってPRし、ユーザーを獲得しています。
そういったことから、これを金融系の企業でも実施するのです。

1-2. 支店中心営業からの転換期

近年、大手のメガバンクが自社の支店を縮小、閉鎖しています。
これは、支店による営業から、ネットなどの営業にシフトしていることを意味します。
つまり、サイトの充実を中心としたネット上でのサービスを充実させる必要があるといえるでしょう。
そして、自社サイトの充実には動画コンテンツの充実が不可欠です。
そういった理由からも金融関連の企業が動画制作をすぐ意義が十分あります。

2. 金融業界で動画制作するメリット

金融業界で動画制作するメリットは次の3つです。

  • 企業や個人への営業時に使用する説明材料
  • ローコストで高い宣伝効果
  • ホームページのコンテンツを充足

上記についてそのメリットを解説していきます。

2-1.企業や個人への営業時に使用する説明材料

銀行や保険、証券会社が企業や個人へ営業活動を行うことは多いのではないでしょうか。
しかし、扱うのは形のない金融商品やサービス、現物を持っていて動作させたり、サンプルを見てもらうことは困難です。
そんな特殊な商品をわかりやすく説明するには動画が最適といえるでしょう。
顧客の訪問を行って、タブレットなどにあらかじめインストールしておいた動画を使用することで、わかりやすく説明することができます。
あらかじめ社内で、わかりやすく訴求力のある動画が作れるか検討しておけば、営業担当のレベルの個人差も良い方向に解消されていくでしょう。
特に銀行の特殊な形態を持っているローンや保険会社の難しい保険商品、証券会社の確定拠出型年金など、より簡単に説明できます。

2-2.ローコストで高い宣伝効果

テレビやラジオといった従来のメディアは徐々に宣伝効果を失いつつあります。
それは若年層を中心とするテレビ離れなどが原因です。
ただ、若年層が映像を見なくなったのではなく、テレビからYouTubeなどの動画プラットフォームの視聴に移行しているのです。

こういった場所で公開されている動画コンテンツは、いつでも好きな時に自分がみたいと思った映像を自由に視聴できます。
そのため、自社で動画制作をすることで、自社のサービスを若年層にも知ってもらえます。
さらに、テレビのCMは非常に高額な費用が発生するのに対し、動画コンテンツは安価に制作できます。
それでいて、多くの人々に視聴してもらえるチャンスがあるので、ローコストな上に高い宣伝効果が期待できるでしょう。
自社のチャンネルではなく、人気の動画コンテンツに広告として出稿することが有効です。

2-3.ホームページのコンテンツを充足

ネットバンキングや、ウェブサイト上での保険契約、証券売買が当たり前になっています。
そのため、自社のホームページを訪れる顧客が増えているのも事実です。
しかし、せっかくアクセス数が増えているのに殺風景で最低限の機能や表示しかないのは、チャンスを逃しているといえるでしょう。
こういったチャンスを逃さないためにも動画制作でホームページのコンテンツを充実させることで自社のサービスの案内ができます。
アクセス数が増えているチャンスを生かすという意味でも動画制作は有効な一手です。

3. 金融業界における動画制作の活用方法

メリットを説明したところで、金融業界における動画制作の活用方法について以下の3つを挙げていきます。

  • 金融商品の紹介
  • 金融知識のセミナー動画
  • 自社のPR動画

上記についてどのような内容かを紹介していきましょう。

3-1. 金融商品の紹介

先ほど、たびたび触れてきたように金融商品は形もなく、一般の方々から見ると難解な仕組みのものも少なくありません。
そういった側面を持つ各種の金融商品を分かりやすく説明するのに活用できます。
確かにパンフレットのイラストでわかりやすく説明することも、もちろん工夫次第で可能です。
しかし、動画のように動きのある形で解説することによって、さらにわかりやすく自社の金融商品を紹介できます。
動画プラットフォームで動画を流したり、営業で利用したり、あるいは支店や店舗などに据え付けてあるディスプレイを利用して再生したりといった活用が有効です。

3-2. 金融知識のセミナー動画

金融知識のセミナー動画として利用するのも有効な活用方法です。
ロボアドバイザーやネット保険、NISAなど、新しい金融の話題が次々に出てきています。
そして、これらを文章やイラストで説明するのは難しく、魅力的な金融商品も顧客にすすめにくいというケースも少なくありません。
しかし、動画を制作してセミナーの形で利用すれば、わかりやすく金融知識を説明できます。
例えば、ロボアドバイザーの仕組みについて挙げていきましょう。
どのようにアドバイスを行ってくれるのかをサービス提供中の画面を動画で表示させるだけでも十分理解度を高められます。
このように新しい概念やサービスなどの金融知識も動画で表現することでわかりやすく表現でき、動画が十分活用できます。

3-3. 自社のPR動画

ローカルの金融分野の企業は、実店舗やテレビやラジオなどのメディアのCMだけでは、ネットのサービスに太刀打ちできません。
そういった場面において有効なのが動画コンテンツです。
動画プラットフォームなどで広告表示させることによって自社や自社のサービスのPRができます。
また、金融商品は目に見えない商材であることが多くイメージを動画にすることで顧客に訴求することも不可能ではありません。
さらに、イラスト・図(表)・テロップなどで表現することによって、より有益に活用できるでしょう。

4. 金融業界の動画制作事例を紹介

実際に公開されている金融業界の動画制作事例を解説していきます。

4-1. 一般社団法人 全国銀行協会

同組織は、都市銀行や地方銀行が加盟する銀行の業界団体です。
この組織が制作した動画は、金融の仕組みです。
イラストや模型などを使って、金融のシステムについて、銀行の重要性について解説しています。
これによって、ユーザーに銀行の便利さなどを知らせることができます。

4-2. 株式会社百五銀行

三重県津市に本店を置く地方銀行が制作した動画は、新サービスのスマホバンキングです。
たった15秒の間にどのようなサービスかをわかりやすく紹介することで、ユーザーに利用を促しています。
とかくDXの推進が遅れていると思われがちな地方銀行のイメージを短時間の間に変えられる可能性を秘めた動画です。

4-3. オリックス生命保険株式会社

日本の大手総合リース企業が手掛ける生命保険会社です。
生命保険の申請書の書き方について個別に動画で解説をするサービスを紹介している動画になります。
様々な企業が参入する競争の激しい業界において、自社の強みを分かりやすく説明する動画として参考になるのではないでしょうか。

4-4. フラートン・インディア

最後がインドのノンバンクです。
はじめて聞く方も多いかもしれませんが、三井住友FGが行ったインドのノンバンク買収で話題になったインド企業です。
インドには22もの公用語があり、言語の統一すらままならない事情があります。
そんな中言葉が通じなくとも自社のサービスが理解できるようにイラストのアニメーションで説明してます。
数字や矢印を使ってわかりやすくしている工夫が垣間見えます。

5. まとめ

金融業界の動画制作の意義やメリット、活用方法やその事例についてお伝えしました。
金融商品は伝えることが難しく、形のないものがほとんどです。
また、金融という業界は難しい、堅い、というイメージも強く、ポジティブな印象を持っていないユーザーも少なくありません。

しかし、動画を活用することで、形のない金融商品を、あたかも形のあるものとして伝えられます。
もちろん、金融商品そのものの魅力もわかりやすく表現できます。

ただ、こういった動画はイラストを多用するなど専門の知識が必要です。
くわえて、内製化を行おうにも多忙な金融業界では人的なリソースが不足しているはずです。
そういった状況の中で動画制作をする場合、動画制作会社に委託するのも有効な手段といえるのではないでしょうか。

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