BtoB企業特化型ハイクオリティ動画制作。会社紹介映像、展示会プロモーション、社員総会・イベント映像、営業ツール、採用ブランディング等。
お客様のビジネスモデルを深く理解し、高品質なPR映像制作を伴走型で行います。動画を作ったその先まで丁寧にコンサルティングサポート。
はじめに
【コンセプトムービー】採用動画事例集①
- 三菱地所株式会社
- 住友重機械工業株式会社
- 株式会社リクルートホールディングス
昔の就職活動とは大きく変わり、現在では情報収集から採用に到達するまでの段階までインターネット上で行うのが当たり前となりました。コロナ禍において人と人との対面による直接的なやり取りができなかったころを経て、この流れはさらに加速しているものと思われます。
採用に関して、動画が担う役割も幅広くなりました。企業紹介から始まり、各部署や部門の業務内容、就職後の未来像までもが動画によって具現化されるようになっています。
今回より複数回に分けて、採用に関する動画を見ていこうと思います。
まずは【コンセプトムービー】からです。
それではいってみましょう!
1. 三菱地所株式会社
三菱地所株式会社は、東京都千代田区大手町に本社を置く、日本の総合不動産デベロッパーです。岩崎弥太郎が現在の大阪府大阪市で設立した三菱グループの中核企業の一角です。
丸ビルや新丸ビル等のオフィスビルのプロパティマネジメントを担う「三菱地所プロパティマネジメント」や、住宅事業を担う「三菱地所レジデンス」、設計事業を担う「三菱地所設計」を有し、スローガンとして「人を、想う力。街を、想う力。」を掲げています。
注目すべきポイント
出だしでは上記にあげた主な職務を紹介するように見せかけて、それだけではない、誰にも定義できないNANIMONOというキャッチコピーを使用しています。
リズム感に合わせた画面の切り替えと、全般を通して直線と斜め線でのカットや画面構成を行い、スタイリッシュさを増した動画となっています。
他にも採用動画らしく、複数の人物を登場させ、それぞれにセリフを持たせて最終的にはキャッチコピーの中心へと導くような形となっていますね。
総合的な企業に就職する場合、様々な部署を内包しているために将来像がイメージしづらいという点があります。その点をあえて良い点としてとらえ、「何者にでもなれる」というポジティブなメッセージを伝えています。
特に新卒採用される側だと、社会人経験もありませんし、自分がどこまでできるのか、自分に何ができるのかなどやってみなければわからないことはたくさんありますからね。そういった若者がもっている漠然としたものをあえて動画に組み込む、挑戦的な動画のご紹介でした。
2.住友重機械工業株式会社
住友重機械工業株式会社は、住友グループの機械メーカーです。愛媛県新居浜の別子銅山で使用する機械の製作・修理のために創業し、以降は創業造船・各種製造装置や精密機械など最先端のメカトロニクス分野でグローバル展開を行なっています。
注目すべきポイント
いきなり「違ってた。」という言葉とともに動画がスタート。
最初の入りで単刀直入にメッセージを伝えることは動画手法だけでなく、書物などでも多くある形ですね。
社名から感じ取られてしまう「重厚感」のようなものをあえて逆手にとり、社員のインタビューを通して中で感じることのできる社風を紹介しています。
大手企業やそのグループ会社だとどうしても堅苦しさのようなものを感じてしまいがちです。人間は「歴史の重み」というものを知っていますから、古くからある企業は良い意味でも悪い意味でも先入観を持たれてしまいます。
悪い点であれば、そこをあえてギャップとして利用し、イメージアップへとつなげる。これは動画においても大事なことで、ギャップや感情の揺れ幅を感じさせることで強く人に印象付ける動画となりますね。
3. 株式会社リクルートホールディングス
株式会社リクルートホールディングスは、東京都千代田区丸の内に本社を置く、求人広告、人材紹介、人材派遣、販売促進、ITソリューションなどのサービスを手掛けるリクルートグループの持株会社です。
採用の中でも「新卒採用」にフォーカスをあてた動画となっています。
注目すべきポイント
オープニングはアニメーションを利用しつつ、全体としては実写メインとなっています。複数の人物の短いセリフを繋いでいき、メッセージ色を強く出しています。
始める、活用する、遊ぶ、役割を果たす…「PLAY」には様々な意味があります。
登場する社員のそれぞれの「PLAY RECRUIT」とは?
動画には会社からのコンセプトメッセージも添えており、自らの可能性と高めあう仲間の存在との出会いを強調されています。
そして何より、夢中になること。大人になればなるほど、様々なことを考えてどこかで自分をセーブしてしまいますが、本当に夢中になれば小さなことはお構いなしに前へと進む勢いがあるものです。
人材として求めているもの、そしてそのメッセージ性を感じ取れるもの。
動画に込める企業メッセージ、ぜひとも私たちもその輪の中に入れていただけたらと思います。