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はじめに
【唯一無二】NFT関連企業動画事例集
- OpenSea
- GMOインターネットグループ
- 株式会社フィナンシェ
ジャニーズ事務所の元副社長だった滝沢秀明さんことタッキーが、火山NFTを突如Instagramにて発表しました。滝沢さん自身でも「火山冒険家」と名乗っている通り、世界各国の火山を訪ね、そしてそこで撮影された写真をデジタルデータとしてNFT化して話題となっていますね。
NFT(非代替性トークン)というワードも以前と比べて世間に広まってきています。アート、ゲーム、不動産と各分野へ浸透しつつある中で、その世界を動画でも覗いていこうと思います。
それではいってみましょう!
1. OpenSea
OpenSeaはDevin FinzerとAlex Atallahによって2017年にニューヨークで設立された、世界初のNFTのオンラインマーケットプレイスです。ユーザーは、OpenSea上でNFTの生成や管理、購入やオークション出品ができます。OpenSeaではNFTの販売を「固定価格での販売」「イングリッシュオークション」「ダッチオークション」の3種類があり、それぞれ落札方法が違ったりロイヤリティの還元率が違ったりと、出品者の意向に合わせて方法を選択することができます。
紹介する動画は、本家OpenSeaのサービス紹介動画となっています。
注目すべきポイント
海外特有のキャラクターデザインやデフォルメされたアイコンが、動画の説明を引き立てています。
日本とは違ったテイストのものは、国内向けの動画においては魅力的なものとなりますね。
画面分割して実写と、インフォグラフィックスの説明を組み合わせたものとなっています。
これも海外においてはよくあるパターンですが、シンプルな恰好をした代表自らの口でサービスを説明する形となっています。
NFT関連は、その決済方法にイーサリアムなどの仮想通貨を使用しています。NFTの成長だけでなく、決済に使われている仮想通貨市場も成長したことから2021年2月の同社の売上は9500万ドル相当、3月は1億4700万ドル相当、9月は27億5000万ドル相当と驚異的な成長を遂げました。
その後に仮想通貨市場が冬の時代を迎えたことで打撃を受けましたが、NFT全体の実用性は高まってきており、NFTの技術を活かした新規事業を立ち上げる企業は増えてきている状態です。将来的に伸びる市場であると判断して投資をする人も増えているため、今の小康状態こそ、NFTに関連するものはチャンスが転がっていると言えるでしょうね。
2. GMOインターネットグループ
GMOインターネットグループは、インターネットインフラ事業、インターネット広告・メディア事業、インターネット金融事業、仮想通貨事業やインターネットゲームを手掛ける日本最大の総合インターネットグループのひとつです。
グループ子会社であるGMOアダムがNFTマーケットプレイス「Adam byGMO」を運営しています。最近になってNFTの検索や保有、管理ができるスマホアプリの提供も開始しました。
動画は、そのスマホアプリのCMとなっています。
注目すべきポイント
スマホアプリ化ということもあって手軽さと、かかえるNFTの数の多さを表現するかのようにスマホを幾何学模様で並べてそのディスプレイに多種のデザインを表示しています。
CMという短い時間でのインパクトの残し方を意識するため、キャッチーな文字情報を大きめに表現しています。
わかりやすさを前面に出したものと言えるでしょう。
世界規模で市場成長する中で、あえてクローズドに日本という地域限定をして市場開拓するのも1つの手段となります。またAdamに関しては仮想通貨だけでなく日本円での決済も可能としており、GMOグループで持っている力を存分に発揮しています。
市場が増えるとクリエイターの奪い合いになることが予想されますが、Adamでは二次販売においても大元のクリエイターに利益の一部が還元されるなど、一番手にはない二番手三番手のオリジナルのサービス提供ができるかどうかが、一番手をもしのぐことができるかどうかの分かれ目となるかも!?
3. 株式会社フィナンシェ
株式会社フィナンシェは、2019年に設立された企業で、「10億人の挑戦を応援するクリエイターエコノミーの実現」をビジョンに掲げ、国内唯一のWeb3プラットフォームを提供しています。
ブロックチェーン技術を利用したトークン発行型クラウドファンディング&コミュニティ「FiNANCiE(フィナンシェ)」を運営しており、国内外のスポーツチームやエンターテインメントプロジェクトに多数採用され、ファンとの新たな交流やプロジェクト参加の仕組みとして活用されています。
注目すべきポイント
動画はアニメーションによるサービス紹介となっており、インフォグラフィックスやモーショングラフィックスも利用することでよりわかりやすさを表現したものとなっています。
NFTにも利用しているブロックチェーン技術を利用し、クラウドファンディングに重点をおいたサービスを展開しています。
こういった転用による新サービスは続々と出てきそうな予感がしますね。
FiNANCiEでは特にスポーツチームとの連携を強化しており、サポーターのチーム愛をより形にするためのサービスと言えます。
直接的な金銭支援を目に見える形にし、かわりに受け取るものも金銭的な利益だけでなくスポーツチームならではの特典を入手できたり、またトークンホルダー専用のスレッドで支援者だけで密にコミュニケーションを取ることができたりと、ゆくゆくはチームの補強やビジョンにも直接的な意見を出せる空間となり得るかもしれません。
既存のNFTだけでなく、市場の拡大とともに新たな利用方法がどんどんと世界に出てきています。この波に乗り遅れることなく、各企業でより良い社会を作るためにどんな活用方法が出てくるか、今後も目が離せない分野となることでしょう。