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はじめに
【賛否両論!?】chatGPT活用企業動画事例集
- 株式会社IVRy
- 株式会社オルツ
- RSUPPORT株式会社
メディアやSNSなど至る場所で注目を集めているChatGPTの勢いがとまりません。
複雑な質問でもすらすらと文章で回答する驚異的なスピード。その一方で、間違いもあり精度が高くないのではという指摘も当初はありましたが、AIとして学習を重ねるごとにその間違いすら修正していってしまうということが起きています。
「ググる」という言葉の元になっているGoogleですら、その代表的な役割を「チャトる」という形で奪われてしまうのではないか、というGoogleにとって本格的な脅威が出現したという意見もあります。
様々な使い方ができるサービスとして、実際どんな活用事例があるのか?気になる方も多いのではないでしょうか。
今回はそんなchatGPTに関する企業動画をみていきたいと思います。
1. 株式会社IVRy
株式会社IVRyは、電話自動応答SaaSのIVRy(アイブリー)を提供しています。IVRyは自由な電話自動応答システム(IVRシステム)を最短5分で作成できるサービスです。音声でChatGPTの機能を利用できる話題性から公開1週間で利用件数10,000件を突破、また累計通話時間が350時間を超える高い注目度を誇っています。
紹介する動画は、電話GPTとAIひろゆきが特別企画としてコラボしたものを利用した動画となっています。
注目すべきポイント
「AIひろゆき」は、AI技術を活用し、人が関与することなく、すべて自動で、質疑応答に応えることができる、ひろゆき氏のAIアバターです。実在する人物をAIアバター化するのは、日本国内では初めての試みとなります。
AI音声の開発を手がけるCoeFont社もプロジェクトに関わっており、投げかけられた質問に対してchatGPTにも使われているGPT-4を活用、そこからひろゆき氏の音声AIが通話という形で文面を読み上げて返事をしているという構図です。
4月に新しく働き始めた方にとって、初の長期休みとなるGWは時間もしっかりとれた一方、その休み明けの憂鬱さと相まってお悩みも多くなるシーズンです。そこで、とある悩みを抱えた方に「ひろゆき電話GPT」に相談してみてもらう、という流れとなっています。
文面だけでもひろゆき氏の独特なしゃべり方が脳内再生されるのは気のせいでしょうか!?
このようにひとつのAIを使うだけでなく、chatGPTをはじめとする生成系AIの組み合わせによって世界は大きく変わろうとしています。組み合わせによる利用方法はまさに無限大。今後も多くの活用方法が生み出されていくことでしょう。
2. 株式会社オルツ
株式会社オルツは、パーソナル人工知能をはじめ、AIクローン技術でつくり出すパーソナルAIの開発および実用化をおこなう会社です。
開発・提供しているAI自動議事録ツール「AI GIJIROKU」は用企業社数が6,000社を突破する勢いとなっています。
注目すべきポイント
動画は、「AI GIJIROKU」のサービス紹介となっています。
世界中とリモートで繋がる現代において、即時の翻訳がされて議事録としてデータが残るのは多いに助かりますよね。
他の機能との連携も可能となっており、様々なデータと組み合わせることでミーティングの価値の可視化もすることができます。
これがあれば、逆に意味のない会議を減らすこともできるかも!?
さらに修正されたデータに関しては、教師データとして活用され認識データがどんどんと改善されていきます。
パーソナライズ人工知能モデルの自動生成技術についても、国内最高レベルの精度を誇っており、単に議事録としてデータ集積するだけでなく、音声AIがそれを読み上げるなど、より理解を深める工夫がなされています。内部的にchatGPTの技術も組み合わさっており、そしてその工夫もやはりAIによって大部分が生成されています。
人間の「こうなったらいいな」という創造に、AIという技術でそれを現実にする世界が着々と構築されている、ということですね。
3. RSUPPORT株式会社
RSUPPORT株式会社は、韓国に本社を置くウェブ基盤のリモートソリューションの開発とシステムの構築を行うソフトウェア会社です。世界で初めてリモートサポート原理によって遠隔サポートが行えるシステムを開発しました。
紹介する動画は、商品の機能紹介となるものです。
注目すべきポイント
クラウド基盤のWeb会議システムの紹介として会議画面で実写を使ったり、各タブレット画面に実写を組み込んでいます。
またアニメーションやインフォグラフィックスも駆使して機能紹介をおこなっています。
アニメーションと実写の良い所取りをした形になっていますね。
chatGPT関連としては、ChatGPTを利用し議事録の自動要約を作成することができる新機能「AIサマリー」を4月21日のアップデートより提供開始しています。
「AIサマリー」機能を利用することで、AI議事録を通じてテキスト化された会議中の発言を簡単に要約することができ、要約した内容は議事録としてPDFでダウンロードすることもできます。
誰でも簡単に会議内容を自動でまとめることができるので、Web会議後に他のメンバーへの情報共有や決定事項の可視化に活用、コミュニケーションの生産性を高めるのにも有効となりました。
既存の製品にchatGPTを組み込み、更なる製品の進化を目指す。こういった流れは、今後も多くの企業で主流となりそうです。