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はじめに
【新時代到来】ブロックチェーン関連企業動画事例集
- マネックスグループ株式会社
- アステリア株式会社
- 株式会社キューブシステム
近年、多くの人々が金融資産を個人レベルで取引する時代となっています。
政府もNISAの非課税枠を拡大するなど、投資というものが身近な存在になってきています。
そんな中で「ブロックチェーン」という言葉を耳にする機会も増えてきました。
一般に、「取引履歴を暗号技術によって過去から1本の鎖のようにつなげ、正確な取引履歴を維持しようとする技術」とされていますが、データの破壊・改ざんが極めて困難なこと、障害によって停止する可能性が低いシステムが容易に実現可能等の特徴を持つことから、銀行業務・システムに大きな変革をもたらす可能性を秘めています。
そんなブロックチェーン関連企業の動画活用を、今回は見ていきたいと思います。
1. マネックスグループ株式会社
マネックスグループ株式会社は東京都港区に本社を置く、マネックス証券を中心とした金融持株会社です。
近年ではコインチェック株式会社を完全子会社化するなど、暗号資産やブロックチェーンにより生まれる「新しい価値交換」の流れに着実にのれるよう会社運営をおこなっています。
ご紹介する動画は、マネックスグループのブランドスローガン、For Creative Mindsのステートメント変更に合わせて、グループ各社の役員や社員が登場する動画となっています。
注目すべきポイント
あえての静止画、コマ送りのつなぎ合わせ、そしてモノトーン風の動画構成となっています。
映し出されるキーメッセージのボードをかかげ、会社が目指す方向性を表現しています。
質問に対しての解答を出す形をとっていたり、1つ1つの表情を変えたりと細かな変化をつけているところも見逃せません。
さらにムービー内においてもメタバースなどの新たな領域に触れ、新しい時代の流れを創造する会社としてのイメージ付けをおこなっています。
未来は誰にもわかりませんが未知の世界に向かって今をどう生きるか、より具体的な方向性を明確に出して会社というブランドを高めることはとても大事ですね。
2. アステリア株式会社
2本目は、アステリア株式会社のニュース解説動画から。
アステリア株式会社は、企業内の多種多様なコンピューターやデバイスの間を接続するソフトウェアやサービスを開発・販売しているIT企業です。1998年に国内初のXML専業ソフトウェア会社として設立されました。2018年10月1日インフォテリア株式会社からアステリア株式会社に商号を変更しています。
注目すべきポイント
ニュース解説動画は以前と比べて動画としても多く作られるようになりました。NFTやブロックチェーンなど、わかりにくいものであればなおさらこういった解説動画を頼ることが多くなります。
単に解説するだけでなく、画面共有でシェアする方法も解説しています。
こういったものは繰り返し動画再生されるものとなるので、企業のチャンネル構成の1つにぜひあってほしい動画となります。
解説動画は以前だと有名人や芸能人を使ったセンセーショナルで表面的なものが多かったのですが、最近ではより深く解説をしたり、勉強になるものが動画として出てきています。
こちらの動画でも会社内のスペシャリストが解説をしていますが、こういった専門的な解説ができる人間が社内にいることをアピールすることで、より会社としての信頼性も高めることができますね。
3. 株式会社キューブシステム
3本目は、株式会社キューブシステムの会社紹介動画から。
株式会社キューブシステムは、東京都品川区にに本社を置くシステムインテグレーター企業です。親会社を持たない資本的に独立した独立系システムインテグレーターであり、 銀行向け・流通向けのシステム開発がメインとなっています。またFSA(富士通系ソフトウェア業グループ)会員でもあります。
ご紹介する動画は、社名をうまく利用した会社紹介動画となっています。
注目すべきポイント
動画冒頭では社名についている「キューブ」を利用した、立方体の中に映像を組み込んだものとなっています。
会社をわかりやすくアピールするには、名前に結びついたものを利用すべきです。
冒頭だけでなく、途中に使うアニメーションにおいても「キューブ」を1つの軸としてつかっています。
動画の軸が決まっていることで、一貫性ある動画となります。
キューブシステムはブロックチェーンEXPOにも出展しており、その中で『”ありがとう”は新しい評価のカタチ』『スマイルレジ』『ミニ講演』など3テーマに沿ってEXPOに参加していました。
新しい価値とはいえ、多くの人間にとって馴染みのない技術や言葉をいかに浸透させていくか。1つ1つの積み重ねが価値をつくり、世の中を動かしていきますが、そのピースの1つとして動画がもつ役割は決して軽視できません。