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はじめに
【世界の脳となれ!】AI事業動画事例集
- 株式会社Preferred networks
- 株式会社ABEJA
- 株式会社モルフォ
AI技術が年々進歩し、市場規模を広げています。
そもそもAIとは「Artificial Intelligence」の略で、日本語では「人工知能」と訳されています。AIに関する研究は1950年代から始まりましたが、当時はコンピューターの処理能力が不十分でした。ところが、2010年代から安価に膨大な計算処理を行うことのできるクラウドコンピューティングが普及したことで機械学習やディープラーニング技術、IoT、Webの発達などによりAIの技術が急速に進歩しています。さまざまな技術の発達により画像や映像、音声などからの情報抽出や、音楽やアートの生成も実現しました。
国内では大手企業が先導し、同時にベンチャー企業やスタートアップ企業も多数参入しています。すでに医療やコールセンターなどでの導入が進み、金融サービスの分野での活用も期待されている、そんなAIに関わる企業の動画をみていこうと思います。
1. 株式会社Preferred networks
株式会社Preferred Networksは、主に製造業向けにディープラーニングを活用した外観検査ソフトウェアを提供している企業です。
2014年に設立されたばかりですが、国内大手企業と業務提携を結び、数々の共同開発実績があります。トヨタ自動車と自動運転などの技術の研究開発、ファナック・日立製作所との物体認識・制御・異常検知・最適化技術の研究開発などから高い技術力に期待を寄せられています。
ご紹介する動画は、Preferred Networksが世界基準のコンピュータサイエンス教育の提供を目指し、米国のコンピュータサイエンス教育の有力なガイドラインの一つであるK-12 Computer Science Frameworkを参考にした本格的なプログラミング教材であるPlaygramからだされているタイピング教材のものとなっています。
注目すべきポイント
コンピュータを知的創造のツールとして使うことで、必要になってくるスキルがタイピングです。タイピングには単に手を動かすことだけでなく、アルファベット学習という英語の基礎となる部分でもあります。
AIを活用した企業らしく、タイピング教材においてもその傾向を即座に分析して苦手となる動きを中心にした出題をすることでより正確なタイピングができるよう指導していきます。
動画では手のモーションをいれて紹介したり、さらに他のPlaygram紹介動画では基礎からより高度なプログラミング学習を学ぶ動画を紹介しています。楽しみながら本格的に学べる教材として教育現場からも高く評価され、2021年度の日本eラーニング大賞も受賞しています。
年齢や学年によってAIの活かし方は様々です。そして便利に利用するだけでなく、活用するための環境を作る側になることも今後のAI事業に求められることになるでしょうね。
2. 株式会社ABEJA
2本目は、株式会社ABEJAの2022年コンセプト動画から。
株式会社ABEJAは、東京都港区に本社を置き、流通・小売業界でAIを活用したマーケティングサービスを提供しています。海外からもGoogleや半導体大手のNVIDIAから出資を受けるなど、注目されている企業です。
注目すべきポイント
企業紹介やコンセプトをPRする上で、社会情勢は切っても切れないものです。コロナ禍という人類において大きな出来事に触れ、そこからどう歩むかを考えるのは誰しもが考えなければなりません。
一方でその危機的状況から新たに生まれたものもあります。テクノロジー、特にAIやICTといった通信技術があったからこそ、今の社会が維持できているとも言えます。
壊滅的な打撃を受けたところから、New Normalとしてテレワークの普及、リモート営業への移行、DXの推進という新たな社会の枠組みがスタートしつつあります。動画でもそういった新たなコンセプトをいかに表現するかは重要です。
2023年3月からは、世界に遅れて日本でもマスク着用の義務がなくなります。以前の社会と同じではなく、しかしコミュニケーションが取りやすくなることでAI技術も更なる飛躍や活躍の場が出てくることでしょう。
3. 株式会社モルフォ
3本目は、株式会社モルフォのAI技術/スマートフォンを活用した危機管理・情報共有システムから。
株式会社モルフォは画像処理や画像認識の研究開発を行っている企業です。ディープラーニングと画像処理技術の融合した「イメージングAI」で、実社会のさまざまな分野へ事業を拡大しています。
処理の重いAIプログラムを軽量化し、スマートフォンや車載カメラへ搭載に成功しており、画像処理ソフトの発展が望まれる医療分野でも活躍が期待されています。
注目すべきポイント
ご紹介する動画は、株式会社モルフォとフェンリル株式会社が共同企画した、AI技術/スマートフォンを活用した危機管理・情報共有システムのコンセプトの紹介となっています。
災害発生時においてもAI技術とスマートフォンを駆使し、その対処に当たる方法を紹介しています。
災害となると複数の現場で起きることを想定して行動しなければなりません。人手が足りない分、いかに少人数で災害対処できるか、AIに助けられることも今後は多くなりそうですね。
このソリューションは、災害時に監視カメラなどで撮影された災害画像を現場ごとに収集し、それらの画像から各現場に適した対応策が自動で生成されます。また、対応策の優先度も自動割り振りされるため、災害時において適切な対応が速やかに行える、というものです。
実写で災害となると少し生々しいものとなってしまい、またシステムの中身よりも災害映像の方に目をむけてしまいがちです。アニメーションにすることで外側ではなく、中身により明確に紹介することができるという利点もありますね。