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社員総会動画のメリットと成功事例|動画制作のポイントと費用相場も解説

「魅力的な社員総会にするにはどのようにしたらよいのかわからない」と悩んでいる方はいませんか。社内のモチベーションを上げたくても、なかなか思うようにいかない企業は少なくありません。

社員総会動画は、社内のモチベーション向上や情報共有の面で効果的なため、多くの企業に注目されています。

本記事では、社員総会動画の具体的なメリットや制作ポイント、費用相場を解説します。成功事例も紹介するため、動画制作のイメージがつかめるでしょう。

企業の課題を解決に導くのに、社員総会での動画活用を検討している方の参考になれば幸いです。

社員総会動画とは

打ち合わせ

社員総会動画とは、企業が社員向けの総会で活用する動画を指します。従来はパワーポイントを活用し、プレゼン方式で行われることが一般的でした。

しかし、一方的なプレゼン方式や表現に限界のあるパワーポイントは単調なため、社員を飽きさせてしまう可能性があります。

その場合、1年に1度の社員総会に参加することは義務感でしかなく、社員の士気も下がってしまうでしょう。

社員総会で動画を活用することは、情報共有や士気向上、企業の一体感を高めることに効果的です。

単なる総会の資料にとどまらず、イベント性の高い演出も可能です。

社員総会動画の種類

動画制作機材

社員総会のさまざまな場面で動画を活用することができます。活用場面によって、動画の効果は異なります。それぞれの活用タイミングと効果を知ることで、自社の総会で動画を活用するタイミングの具体的なイメージが湧くでしょう。

オープニングムービー

社員の士気を上げることに効果的なのがオープニングムービーです。カウントダウン映像を含めたオープニングムービーを社員総会に流すことで、社員が盛り上がることが期待できます。

オープニングムービーは、テンポのよい編集と、3〜4分以内の短めの長さを意識しましょう。4分以上のように長いと、オープニングムービーに飽きてしまったり、これから参加する社員総会に集中できなかったりする可能性があるため注意が必要です。

社員の士気を上げる挑戦や成長などの言葉をオープニングムービーに入れて社員の士気を上げてはいかがでしょうか。発表したいことを入れれば、盛り上がった状態で詳しく説明ができます。

また社員の写真を紹介すれば、社員総会の参加者を知ることができるため、普段接する機会のない方とでも交流しやすくなるメリットもあります。

エンディングムービー

END

社員総会の締めにエンディングムービーを流しましょう。人間は、感情が高まったときと最後に受けた印象で、その場の全体的な印象を決める傾向にあります。エンディングムービーは大切な役割を担うということです。

社員の心に残るエンディングムービーを社内総会の最後に流せば、社内全体に深く印象付けることもできるでしょう。

新年度への意気込みを盛り込めば、社員の士気を上げることにつながります。また社員総会の様子を当日に取り入れることができればさらに盛り上がり、新年度に積極的に努力することを促すことに効果的です。

アタックムービー

アタックムービーとは、場面の切り替え時に活用する動画です。だらだらと総会の進行をしては、集中力が切れてしまう恐れがあります。その対策として、アタックムービーは効果的です。

場面の切り替えにアタックムービーを入れることで、その都度気持ちの切り替えを行えます。動画の長さは15〜30秒程度にまとめ、インパクトの強い映像にすることが重要です。

その結果参加者の興味を引き、集中力や意欲を高められるでしょう。新しい場面の前にアタックムービーを紹介することで、総会の内容を理解しやすくなります。

ティザームービー

ティザームービーとは、新商品やサービスの販売に向けて主にアピールするために配信する動画です。もともとティザー(teaser)という言葉には、焦らすという意味があります。

「新商品が販売されるまで待ちきれない」と感じる程、視聴者の新商品への期待を膨らませることが大切です。新商品やサービスのイメージや内容の紹介にインパクトや独自性を盛り込みます。

動画をコンパクトにまとめるため、短時間でもわかりやすい内容にすることが求められます。第一印象は3〜8秒で決まるため、ティザームービーの冒頭5秒以内に強いインパクトを残す演出を心がけることが重要です。

社員総会ではなく一般的に活用される場合は、新商品やサービスの販売当日までカウントダウンをしたり情報を少しずつ提供したりすることで、視聴者のワクワク感を高めることができるでしょう。

プロモーションムービー

プロモーション

プロモーションムービーとは、主に企業や商品の認知度向上や売上アップなどの目的で制作される動画です。

また、社内教育にも利用されます。企業には商品やサービスについて詳しい社員ばかりではありません。新人営業社員でもプロモーションムービーを利用することで、先輩社員と同等の説明をお客様に提供することもできます。

一度プロモーションムービーを制作すれば、教育担当に左右されることなく同じ指導を受けられることはメリットです。

ただし、メッセージは1つに絞ることが必要です。あまりにも多くのメッセージを盛り込むと、どれも伝わりにくくなる可能性があります。

社員総会では、自社の商品やサービスの理解を再認識し理解を深めることにつながるでしょう。

ダイジェストムービー

ダイジェストムービーは、長時間の映像の要点をまとめてわかりやすく伝えられるツールの一つです。社員総会の内容をダイジェストムービーにまとめれば、参加できなかった方も理解しやすいでしょう。

そのためには、リアルな臨場感を与える編集が必要です。

また商品やサービスを広めるためのダイジェストムービーなら、SNS配信の拡散でより多くの視聴者に存在や魅力をアピールできます。

社員総会動画を制作するメリット

メリット

社員総会動画の制作のメリットは、以下のとおりです。

  • 社内の情報を伝達できる
  • 社員の士気を上げられる
  • 社員総会が盛り上がる
  • 出席できない社員も視聴できる
  • 社外のイベントやSNSで使用できる

動画は、ターゲットの印象に残りやすいツールです。社員総会動画を制作するメリットを詳しく解説します。

社内の情報を伝達できる

社員総会動画は、理念や職場の雰囲気、商品など社内の情報を社員へ伝達することが可能です。

文字や静止画を使ったパワーポイントでは、理念や商品などを説明しても、理解しにくい場合があります。情報量が多ければ多い程スライドも多くなるため、途中で飽きてしまう恐れがあるでしょう。

一方で、動画なら短時間で多くの情報を伝達できます。それは、視覚と聴覚から情報を受け取れるためです。たとえ伝えにくい理念や社長の考えも、動画なら視覚的にイメージしやすく、自然と共感を得られるでしょう。

また、企業の商品説明も動画を制作し、社員の理解を深めることもおすすめです。

社員の士気を上げられる

ビジネスマン

社員の士気を上げるのに動画は効果的です。動画は多くの情報を受け入れやすいだけでなく、記憶としても残りやすいといわれています。

動画のなかに静止画やグラフ、文字などを必要に応じて効果的に活用することで、企業の魅力を再確認することも可能です。

企業の成長や挑戦、社員のインタビューを盛り込むと、社員の士気を上げるきっかけになるでしょう。

社員総会が盛り上がる

社員総会の一般的なつまらないというイメージを動画なら変えることができます。企業のコンセプトに合わせた映像やテロップ、BGMを活用すれば、社員総会が盛り上がるでしょう。

そのうえ、社内イベントや職場の様子などを映像に入れれば、思い出を振り返りながら総会を楽しめることが期待できます。

出席できない社員も視聴できる

社員総会はできる限り全社員が参加することが一般的です。しかし、業務や体調不良などの事情により出席できない社員もいる可能性があります。出席できない場合、資料が配布されても出席者との理解度は異なるでしょう。

動画なら遠方で総会に出席できなくても、場所に関係なく、参加者と同様の理解力が期待できます

社外のイベントやSNSで使用できる

笑顔の女性

一度制作した動画は何度でも使用できるため、社外の広報や採用活動などのイベント、SNSで動画を活用しましょう。利用できる主なSNSは、以下のとおりです。

  • X
  • Instagram
  • Tik Tok
  • YouTube

SNSを活用すれば、強いインパクトを与え、情報拡散にもつながります。ただしSNSによって、受け入れやすい時間の長さや内容などの特徴が異なるため、それぞれに適切な動画を活用することが必要です。

企業の情報が盛り込まれ、今後の方向性をまとめている社員総会動画は、企業のプロモーションに活用することが効果的です。

社員が盛り上がる動画なら、就職や転職活動中の方に対して企業の魅力をアピールできるでしょう。企業が求めているよりよい人材の獲得につながります。

また、展示会やセミナーなどで企業の認知度拡大を見込めるため、商品を購入してもらうことにも効果的です。

社員総会動画の制作ポイント

説明するビジネスマン

社員総会動画を制作するには、ポイントを押さえることが重要です。

方向性や目的を曖昧に制作すると、視聴者に内容を効果的に伝えにくくなります。制作を成功させるために、押さえておきたいポイントを紹介します。

社員総会のテーマを決める

動画はあまりにもたくさんのテーマを盛り込むと、伝えたいことが伝わりにくいとされています。動画を制作するなら、社員総会のテーマを決めましょう

全社員向けなのか、新卒向けや若手社員向けなのかなどを明確に決めることが重要です。それぞれのターゲットによって好む演出や具体的な内容は異なります。

例えば、新しく販売する商品をテーマにするなら、主なターゲットは営業社員です。今後の企業の方向性は、全社員が主なターゲットです。

テーマを明確にし、社員にどのような行動を期待するかまで考えることで、伝わりやすい動画が制作できます。

動画に飽きない工夫をする

飽きてしまうと、社員総会への集中力も続かない可能性があるため、テンポや演出などの工夫が必要です。

10〜30代は、テレビではなくインターネットを利用した動画視聴の割合が高い傾向にあるという総務省の調査結果があります。

無駄な時間をなくすためには、インターネットの利用が効果的だという考えがあることが理由の1つです。

例えば職場やイベントの様子など、社員自身が興味のある映像にして、社員が動画に飽きない工夫をすることが重要です。

適切な長さの動画にする

ノートパソコンと時計

社員総会動画は、総会のメインではありません。社員の士気向上や盛り上げるために流す役割があります。どれだけ魅力的な動画であっても、長すぎる動画を見ることによって視聴者は疲れてしまうでしょう。

動画は伝えたいことを簡潔にし、推奨時間は60〜90秒とされています。長くても4分以内に動画をまとめることを考えましょう。

テンポよく、無駄なシーンや間を省いて制作すれば、動画の魅力をより効果的に伝えることができます。

社長や著名人のメッセージを入れる

企業の社長や著名人の考えを知ることは社員にとって大切です。企業で働くからには、社長の方向性を知らないと、意識のずれが生じてしまう可能性があります。

社長や著名人のメッセージを、映像やテロップとともに挿入すれば、社員に伝わりやすいでしょう。

社員総会動画制作の費用相場

プライスの文字

費用相場は動画の時間や撮影方法、難易度、工数によって変動します。

静止画やスライドをまとめた動画なら約50,000〜500,000円で制作可能です。しかし、より高度な技術や演出を加えると、1,000,000円以上の費用がかかるでしょう。

そのうえ、動画制作会社によっては追加料金が加算されることもあるため、事前に確認することが重要です。

Funusualでは、企画提案から撮影・編集までを一貫してサポートするプランをご用意しています。

「社員総会で流す動画を作りたいけど、何から始めればいいかわからない」「伝えたいメッセージをどうまとめればいいか不安」という方もご安心ください。

Funusualなら、社員総会にふさわしい映像演出・構成設計を企画段階からご提案し、会社の方針や成果、未来へのメッセージを「伝わる動画」に仕上げます。

「社員総会用に印象に残る動画を作りたい」とお考えの方は、まずはお気軽にご相談ください。

社員総会動画の成功事例

成功事例

社員総会動画制作のメリットを理解しても、イメージをつかめない方に成功事例を紹介します。

実際に動画を制作して成功した企業の動画を見て、自社で製作するイメージをつかみましょう。

株式会社TRUST

引用元:www.youtube.com/@trustchannel7792

株式会社TRUSTは創業25年の大分県や福岡県久留米市にあるイベント会社です。主にイベント企画や施工、運営などを行っています。

安心感と信頼度が高い企業を目指し、地域イベントに貢献するという企業理念と、社名のTRUST(信頼)を大切にしています。

紹介する動画は、2017年第2回社員総会の動画です。新たな行動指針であるTRUST PRIDEを総会全体のテーマにし、同時にその発表という意味も含まれています。真っ暗な背景に白いテロップがインパクトを与えているでしょう。

「TRUSTの全スタッフに問う」「プライドを持っていますか?」と問題提起で印象付けつつも、スタイリッシュな表現と社員の楽しそうな写真を織り交ぜて、企業の魅力をアピールしています。

NTT東日本

引用元:www.youtube.com/@ntteast_official

NTT東日本は、日本を代表する通信業界の企業の一つです。

2023年に制定されたNTT東日本グループの地域循環型社会の共創というパーパスを映像で紹介しています。AIナビゲーターの東野未来がNTT東日本グループの未来を語っています。

さまざまなイノベーションをCGとテロップ、安心感のあるBGMでまとめている動画です。最後に「つぎへ。つぎへ。つぎのイノベーション、Forever challenge」と空に映し出された白い文字が印象的です。

社員総会動画を制作を外注した方がよい理由

考えごとをする女性

社員総会動画は、スキルがあれば自社で制作することができます。しかし、印象に残る動画を制作するにはハードルが高いのが現実です。

例えば、他社との差別化を図るためには市場調査が必要です。しかし、市場調査をはじめ、動画制作の方法がよくわからないことが少なくありません。

外注なら期待できるメリットは、以下のとおりです。

  • プロの演出力
  • プロの技術力
  • 社内リソースの削減

多くのメリットが得られ、企業に合った企画提案も期待できるでしょう。

ただし、外注内容と費用を慎重に確認することが必要です。場合によっては予想外の支出につながる可能性もあります。

また、企画の提案をしてくれるか、自分が期待する内容まで対応しているかなども確認しましょう。

Funusualは、IT・製造業・工業・建設業など幅広い業界に特化した動画制作ノウハウを持ち、クライアントの業種・課題・目的に合わせた適切な動画をご提案しています。

例えば、古い印象の製品紹介動画を現代的でスタイリッシュな映像にリニューアルするなど、クライアントの想いに寄り添ったご提案が得意です。

社員総会において、会社の未来や方針、社員への感謝を伝える場面にふさわしい、心に響く映像制作をお求めの方は、ぜひFunusualにご相談ください。

自社を盛り上げる社員総会動画を制作しよう

握手

社員総会動画は企業が全社員向けの総会で活用する動画で、社内のモチベーションや情報共有を改善することが目的です。

社員総会に活用すれば、マンネリ化状態から抜け出せるでしょう。イベント性が高く、社内の結束やモチベーション向上が期待できます。

社員総会動画の制作をお考えなら、Funusualにご相談ください!

Funusualは、企画力・演出力・制作品質・納期管理能力に自信があり、クライアント様の期待を超えるクオリティの映像をお届けしています。

「動画の目的や内容がまだ曖昧で不安」という方でもご安心ください。私たちは、丁寧なヒアリングをもとに、課題に寄り添った動画プランをご提案します。

まずはお気軽にご相談ください。Funusualが、社員総会をさらに価値ある時間にする映像づくりをお手伝いします。


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