BtoB企業特化型ハイクオリティ動画制作。会社紹介映像、展示会プロモーション、社員総会・イベント映像、営業ツール、採用ブランディング等。
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はじめに
【介護情報基盤開始】介護企業動画事例集
- SOMPOケア株式会社
- 株式会社SOYOKAZE
- 株式会社ニチイ学館
2025年問題に伴って介護業界においては深刻な人材不足が予想されています。ただでさえ、「介護難民」などと呼ばれる要介護高齢者が増加するにも関わらず介護人材が不足することで、介護施設や介護事業所で必要なときに介護サービスが受けられないケースも出てくるでしょう。
実際の数字として38万人の人材不足といわれていますが、介護職のイメージアップや労働環境・処遇改善、外国人介護士の導入などといった官民で力を合わせて、問題に対処しようとしているところも多くあります。
イメージアップにおいては、動画の果たす役割も大きいところ。
今回は介護業界の企業の動画をみていこうと思います。
それではいってみましょう!
1. SOMPOケア株式会社
SOMPOケア株式会社は、東京都品川区に本社を置く介護サービスを運営する企業で、SOMPOホールディングスの子会社です。
超高齢社会におけるさまざまな時代のニーズに対応することで培ってきた総合力を活かし、「たとえ介護が必要になっても高齢者自身が住みたいと望む場所(住まい)で、自分らしい暮らしを続けられる環境の提供」に取り組み続けています。
注目すべきポイント
動画は暖かみのあるデザインのアニメーションとインフォグラフィックス、そして人物を合成したものとなっています。
介護現場の仕事というと、肉体労働で非科学的なイメージがありますが、現在ではデータやテクノロジーの進歩によって大きく変化してきています。
身の回りの様々なサービスが、データやテクノロジーの活用によって進化し、以前よりも、より快適で、より私たち一人ひとりに合ったものになってきています。
そしてそれは介護の世界にも浸透してきています。
人の手だけでは多くの人材不足も重なって対応できない人々を作り出してしまいますが、技術の進歩によってより快適で、介護を必要とする方一人ひとりに合った介護が可能になってきています。
「介護疲れ」という言葉もありますが、ロボットであればそういったこともなく、心が病むようなことも難なくこなしていけます。
人のやさしさと、テクノロジーの強さの合わせ技に今後も期待していきたいです。
2.株式会社SOYOKAZE
株式会社SOYOKAZEは、デイサービス、グループホーム、ショートステイ、訪問介護、小規模多機能型居宅介護、居宅介護支援事業、有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅の運営など、高齢者複合介護施設を「そよ風」のブランドで全国展開する介護事業者および不動産賃貸業者です。
富士バイオメディックスの創業者である神成裕によって、1975年、有限会社埼玉臨床検査研究所として設立され、創業当初の事業内容は臨床検査でした。
注目すべきポイント
施設紹介とインタビューを合わせた実写動画となっています。ちょっとした撮影時のNGも交えつつ、朗らかな雰囲気が動画からも感じ取ることができます。
インタビューはケアサービスとフードサービスから、3人の人物を通して施設の魅力、求める人物像、やりがいや嬉しいこと、入社のきっかけといった項目に答えるものとなっています。
施設紹介や業務紹介、そしてインタビューを通して、単なるPR動画としてだけではなく、スタッフ募集にも繋がる動画の作りとなっています。
介護職となると、スタッフ間で連携してケアに取り組むことが重要です。協調や思いやりをただ持っているだけなく、コミュニケーションを通して人々に還元していくには、施設全体での取り組みが必要となってきます。
動画でもそういった部分をアピールし、コミットした人材を募れるようにしていきたいものですね。
3. 株式会社ニチイ学館
株式会社ニチイ学館は、東京都千代田区にある医療・介護・教育関連企業です。社名は日本医療事務に由来し、介護業界最大手の企業となっています。
医療関連事業、ヘルスケア事業、教育事業を柱に事業を展開しています。医療関連事業とヘルスケア事業の人材を教育事業で育成する「教育から就業まで」と銘打つビジネスモデルにより事業を全国に拡大しています。
注目すべきポイント
動画は、初任者研修の講義紹介となっています。
実際の講義内容の一部を動画に組み込み、どういったことが学べるかを詳しく説明しています。
座学だけでなく、実技やグループワークなども講義で行っており、現場において必要な能力を学ぶことができます。
他にも介護職において必要な資格の講義動画などもチャンネルでは制作されており、動画チャンネルの運営という点でも参考になるものとなっています。
今まではそれぞれが1つの施設内で個別で介護対応していたことも、テクノロジーやデータの蓄積によって連携して様々なアプローチが可能となってきています。今まであった介護業界の負のイメージを払拭し、誰しもが老いるからこそ優しさに満ち溢れた業界を作っていきたいですね。