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【業界再編】自動車産業関連企業動画事例集

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お客様のビジネスモデルを深く理解し、高品質なPR映像制作を伴走型で行います。動画を作ったその先まで丁寧にコンサルティングサポート。

はじめに

【業界再編】自動車産業関連企業動画事例集

  • ミネベアミツミ株式会社
  • 武蔵精密工業株式会社
  • 株式会社F.C.C

 

2024年末、日本の自動車業界において大きな出来事が起こりました。日産自動車と本田技研工業の経営統合に向けた協議・検討を開始することについて合意がされた、というものです。さらにそこに、三菱自動車が参画・関与およびシナジー享受する可能性について検討することに合意し、3社で覚書を締結しました。

3社での合併が実現すれば日本で最大の合併となり、トヨタ自動車、フォルクスワーゲンについで世界3位となります。一方でEVや車載ソフトウェアを強みとするテスラやBYDなどといった新興勢とは、統合したとしてもかなり厳しい競争が今後も続いていくと予想されています。

激変する自動車業界大手の構図と、そこに関わる多くの企業が存在している日本にとって、今後の国の製造業の行方を左右するといっても過言ではないこの流れ。我々としても関与している企業の動画に触れていこうと思います。

 

それではいってみましょう!

1. ミネベアミツミ株式会社

ミネベアミツミ株式会社は、長野県北佐久郡御代田町に本社を置くベアリング、モーターを中心とする電気部品メーカーです。第二次世界大戦後、満州から帰国した旧・満州飛行機製造の技術者が立ち上げた会社となっています。
小径・ミニチュアサイズのボールベアリングでは、シェア世界首位です。

注目すべきポイント

動画の出だしでは、変革を遂げる世界の未来予想図を、3DCGを駆使して表現しています。後はもう映像が飛び出してくれば実現してしまう未来予想図ですね。

現在、そして未来を支えているのは、細かくみれば小さな部品の集合体です。パワー半導体などの分野は、今後も大いに成長していくことでしょう。

ミネベアミツミがもっている強みは、コア事業の強化、ニッチ分野での多角化経営、相合してシナジーを創出することです。それらの効果を最大限に活かすため、M&Aによる企業成長を積極的に行ってきました。社名にあるミネベアとミツミ電機に関しても、別の会社でありながらルーツが同じところを活かして企業統合した形となっています。

ニッチな分野の技術をそのままにしておくだけでなく、M&Aによって世界進出させていく。統合に関してもやみくもな形ではなく、シナジーが得られるものにしぼって統合する。企業としての戦略手腕が問われるところです。

そして統合した分野を会社紹介動画の中に組み込んでいき、PRにおいても会社の厚みがでている、そんな動画のご紹介でした。

 

https://www.youtube.com/@minebeamitsumi5434

2.武蔵精密工業株式会社

武蔵精密工業株式会社は、愛知県豊橋市に本社を置く自動車部品メーカーで本田技研工業の関連会社となっています。世界初の電動・自動運転スマートトラクターをローンチしたことでも知られています。

注目すべきポイント

動画前半では会社の沿革を実写だけでなく、インフォグラフィックスやアニメーションを利用して説明しています。

二輪や四輪で使用している多くの製品の紹介を動画内に組み込み、製造部品の多さやシェア率の高さ、高品質かつ低コストという強みをアピールするものとなっています。

新たな期待材料としてハイブリッドスーパーキャパシタ(HSC)も製作しており、自動車産業との関わりにおいては燃料電池自動車の補助電源に利用したり、自動車に多く使われている半導体製造工場での停電対策に活用される予定となっています。

 

こういった新素材の開発や転用もグループが大きくなることでますます開発が進み、新たな製造品に活用されていくことでしょう。

 

https://www.youtube.com/@%E6%AD%A6%E8%94%B5%E7%B2%BE%E5%AF%86%E5%B7%A5%E6%A5%AD%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E4%BC%9A%E7%A4%BE

3. 株式会社F.C.C

株式会社F.C.Cは、静岡県に本社を置く、クラッチ専業メーカーです。主な製品は自動車・オートバイ・汎用機のクラッチで二輪では世界首位となっています。オートバイに関しては国内四大メーカーのすべてのオートバイ用クラッチを供給しており、国内シェアは100%です。自動車に関してはホンダの全車種、スズキ・SUBARU・フォード・モーターの一部車種に供給しています。

注目すべきポイント

専業部品である「クラッチ」に関連付けたストーリー性のあるものとなっています。クラッチといえば、運転においては車もバイクも「つなげる」ですね。

動画内ではバイクを通して、人と人との繋がりを表現し、その仲立ちをするものが「クラッチ」としてえがかれています。

二輪では圧倒的なシェア率がある一方で、四輪においてはEV化が進むとモーターで駆動するようになるのでクラッチの必要性は薄らいでいきます。将来的に四輪での収益が見込めないとなれば、二輪にもひろがっている電動化の流れに合わせ、電動二輪モーターの開発に着手しています。

このように業界の流れは、それまでの会社の「当たり前」を変えていくものであり、ホンダ、日産、そして三菱の合併もまた多くの「当たり前」を変えていくことになるでしょう。今後の動向を注視していきたいですね。

 

https://www.youtube.com/@%E6%A0%AA%E3%82%A8%E3%83%95%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%BC


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