BtoB企業特化型ハイクオリティ動画制作。会社紹介映像、展示会プロモーション、社員総会・イベント映像、営業ツール、採用ブランディング等。
お客様のビジネスモデルを深く理解し、高品質なPR映像制作を伴走型で行います。動画を作ったその先まで丁寧にコンサルティングサポート。
はじめに
【社員密着】採用動画事例集③
- LINEヤフー株式会社
- 株式会社タダノ
- 株式会社オープンハウスグループ
インタビュー採用動画事例として前回、前々回と続けてまいりましたが、今回は3回目として【社員密着】の動画を紹介していこうと思います。
入社後の1日のリアルを紹介するためには、1人の人間にフォーカスをあててその始終を公開するのが最もわかりやすいものとなるでしょう。視聴者に対し、「自分が入社した後にどんな生活を送るのか」を想像させやすくします。また、通常のインタビュー動画とはタイプの異なるものとなるので、企業の独自色を動画の中に組み込むこともできますね。
それではいってみましょう!
1. LINEヤフー株式会社
LINEヤフー株式会社は、日本のインターネット企業です。東京都千代田区紀尾井坂町に本社を置き、ポータルサイト「Yahoo! JAPAN」やメッセージングアプリ「LINE」等を運営しています。ソフトバンクと韓国・ネイバーの合弁企業であるAホールディングスの子会社です。
注目すべきポイント
密着動画といえば、「1日をリアルに映すこと」がメインです。
出社時間~退勤、さらにその後のプライベートの時間の取り方まで紹介することができます。
ただ1日の様子を流すだけでなく、間にQ&Aを挟んで職務内容や職場の雰囲気などの紹介をすることもできます。
職務内容をより細かく紹介することもできますね。
現代の若者にとって気になるのは、コミュニケーションの部分です。入社後の人間関係の一部が垣間見えることで、自分に合う・合わないの1つの判断材料にもなります。逆にいえば、企業にとって求めている人材をアピールすることになります。
さらに密着動画を通じて、インタビューだけでなく施設紹介やオフィスツアーなどを組み合わせることができます。社員が実際に利用している社食や休憩所、カフェスペースなど福利厚生に繋がる部分も紹介することができるのは大きな魅力です。
男女の性別によってもありがたいと思うものは違いますので、それぞれに密着することで実態をよりリアルに伝えることができるでしょう。
2.株式会社タダノ
株式会社タダノは、建設用クレーン、車両積載型クレーン、高所作業車などを製造・販売する世界最大手級の建設用クレーンメーカーです。また同社が製造する製品には油圧技術が用いられています。
動画は学生目線での就活情報を発信している MEICARI(メイキャリ)から出されたものです。
注目すべきポイント
いまやどこの企業でも当たり前になりつつあるオンラインミーティング。開発・設計においても各工場で作っているもので連携をとることは必須です。
開発・設計の仕事は現場に出ないイメージをする人もいますが、実際のところは現場で得られる情報がより良いものを作るために必要なことです。
最初の動画は入社後すぐの社員のものでしたが、こちらの動画は複数年経って係長というポジションになってからのものとなっています。キャリアを積んでいくことの意義、それによって仕事の幅が広がることなど、入社直後だけでなく、複数年経ってからの姿を紹介「できること」は、会社としての信頼感にもつながりますね。
昭和のような誰もが終身雇用の時代は過ぎ去りましたが、だからといって1つの会社で勤め上げることが悪いことではありません。むしろ、入社後数年しか紹介できないより、数年、数十年勤務した人のリアルを視聴したい人は多数いることでしょう。
3. 株式会社オープンハウスグループ
株式会社オープンハウスグループは、グループ全体で新築戸建分譲、不動産仲介、マンション、不動産投資事業を展開し、都市部を中心に急成長しています。また、電気・水道・ガス・インターネットの導入をワンストップで提供する「おうちリンク」など、住宅関連の幅広いサービスも手掛けています。
人工知能(AI)による業務の工数削減といったデジタルトランスフォーメーション(DX)にも積極的であり、「泥臭い営業×デジタルの融合」が同社の急成長を支えていると言われています。2022年3月、経済産業省が定める「DX認定事業者」に選定されています。
注目すべきポイント
会社の「体裁上のホワイトさ」をアピールするものと違い、実態を紹介するのであれば、多忙だからこそ得られるものを紹介しているのがこちらの動画です。
就業が20時前後、働き方改革によって20時までしかPCが使えなくなった、これをどう捉えるかは人それぞれです。嘘がない密着ならでは、です。
健康を害するところまで働かせる、働かされるというのは間違いですが、バイタリティが高い人が、ガッツリ働いてガッツリ稼ぐということを望んでいるのもまた事実です。急成長を遂げている会社としては上昇志向の強い人を採用したい。売り上げをとれる人間としては自分の能力を最大限に活かして稼ぎたい。双方のニーズが合致するのであれば、中途半端なホワイトアピールをするよりも嘘偽りのない密着動画の方が話題性もあります。
YouTubeなどのチャンネル運営においても、コメント欄をオフにせずに、ありのままの感想を受け入れる。動画において強気の姿勢、強気の営業を表現することも他社との差別化を図る戦略の1つですね。