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はじめに
【総裁選を終えて】防衛関連動画事例集
- 防衛省
- 川崎重工株式会社
- 株式会社IHI
9月27日に自民党総裁選挙が行われました。
我が国を代表する政党のトップを選ぶにあたり、決選投票へと残った石破氏、高市氏ともに「国防」というキーワードに関しての演説を行っていました。
現在も世界各地で紛争は起こっており、日本の自衛隊もロシア機の領空侵犯に対して「フレア」での警告を行うなど、油断することができない緊迫した状況が続いています。
今回は、政治だけでなく経済においても大いに関係がある「国防」に関する企業の動画をみていこうと思います。
それではいってみましょう!
1. 防衛省
防衛省は、日本の行政機関のひとつで、自衛隊の管理・運営及び日米安全保障条約に係る事務を所管しています。
説戦争放棄及び戦力の不保持を定めた日本国憲法第9条のもと、陸海空自衛隊を含む防衛省全体の組織を統括し、「我が国の平和と独立を守り、国の安全を保つことを目的とし、これがため、陸上自衛隊、海上自衛隊及び航空自衛隊を管理し、及び運営し、並びにこれに関する事務を行うこと」を任務としています。
注目すべきポイント
ご紹介するものは、実写をメインとした広報動画となっています。
国を守る仕事といえば、お堅い分野となりますが、それでも大なり小なり「カッコよさ」というものを盛り込むべきです。
日本だけでなく、世界各国と秩序を保ちながらお互いの国益を守っていけるか、その取り組みの一部を映像を通して知ることができます。
動画の舞台となっているインド太平洋地域は、日本の主要なシーレーンが通過し、世界人口の多くが集中している地域です。また、経済成長も著しいことを踏まえれば、当地域の安定は日本の安全と繁栄のために極めて重要な海域と言えます。
一方で地域内では軍事力の急速な近代化や軍事活動の活発化が見られるなど、地域の安定にはさまざまな課題が存在していることも事実です。
地域内では、こうした急速な環境の変化に対応すべく各国が取組を実施しています。「専守防衛」という唯一無二の国としてのスタンスをとる日本だからこそできること、文化や宗教への多様性・寛容性があるからこそ他国と隔たりなく協力できるは数多くあるはずです。
国としても日本の「強み」を活かしながら、平和・安全のために「カッコよく」活動してほしいものですね。
2.川崎重工株式会社
川崎重工株式会社は、オートバイ・航空機・鉄道車両・船舶・軍事ヘリコプターなどの輸送機器、その他機械装置を製造しています。また三菱重工業・IHIと共に三大重工企業の一角を成しています。
「男といえばKAWASAKI」と言われるオートバイが有名ですが、今回は防衛関連として自衛隊の輸送機に関する動画となります。
注目すべきポイント
形式としては、航空自衛隊用C-2輸送機の製造・修理に携わっている技術系社員に密着したドキュメンタリーとなっています。
Q&A方式で動画を構成しており、実写映像としてはインタビュー場面だけでなく、実際の作業現場での一部始終を動画内に組み込んだものとなっています。
ご紹介しているものは、生産技術職のものとなっていますが、他にも設計開発職・テクニカルサポート職と3つの分野にわけて動画を制作しており、就活生などへのPR動画としての役目を果たしています。
総裁選当日では高市氏への当選期待度から三菱重工とともに株価も急上昇。その後、決選投票では石破氏の勝利となりましたが、石破氏も公開している持ち株で2社がリストにあり、また防衛の点において強調していることから経済的な分野で何かと注目を浴びています。
アメリカの大統領選挙次第では、さらに国防関連の業界は騒がれることでしょうね。
3. 株式会社IHI
株式会社IHIは、東京都江東区豊洲に本社を置く、重工業を主体とする日本の大手製造会社です。旧商号は石川島播磨重工業株式会社であり、石川島重工業と播磨造船所の合併以来「IHI」を略称とし、2007年に商号をこの略称に変更しました。
幕末以来160年を超える歴史があり、東京駅丸の内駅舎の鉄骨の建造、日本初のターボ・ジェットエンジン開発、日本国内最大の大型海水淡水化装置建設、東京湾アクアライン工事用シールド掘進機納入、明石海峡大橋のケーソンやタワーの建設などに関わってきました。
注目すべきポイント
ご紹介する動画は、会社紹介のものとなっています。
動画の序盤では、会社起源である造船から始まり、現在の建築物をスライドしていくものとなっています。
中盤以降は、各事業分野ごとの紹介となっています。
アメリカ・旧ソ連の宇宙開発競争などに代表されますが、夢がある宇宙は、技術的に防衛と繋がるというのは少し悲しいことですね。
ノーベルが発明したダイナマイトは、大量に人を殺すことができる兵器として利用され、宇宙にたどり着くための航空技術やエンジンの技術は、対空弾道ミサイルなどの兵器に利用される。安全が脅かされれば、当然それらの技術は「夢」ではなく、戦争行為に利用されるものとなります。
素晴らしい映像を残すドローン技術は無人で爆弾を運ぶものや人を監視するものとなり、スマートフォンの発展は遠隔操作できる爆発物となる世界です。
技術が殺戮行為ではなく、真に人類の発展のために使われること、そのために国や政治が果たしていかなければいけない問題は山積みです。
私たち1人1人も平和のために政治や技術とどう関わっていくか、安全をどのように求めるか、しっかりと考えていきたいものですね。