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はじめに
【投資にも!?】ESG関連動画事例集
- オムロン株式会社
- 日本電信電話株式会社
- 株式会社丸井グループ
ESGとは、Environment(環境)・Social(社会)・Governance(企業統治)の頭文字をとった略語です。企業が環境・社会・企業統治に配慮する考え方であり、社会に負う責任でもあります。
サステナビリティを実現する手段の1つとして考えるべきこの言葉ですが、従来の日本ではあまり重視されていなかったものでもありました。しかし、近年では財務情報の中にESG要素を考慮した投資情報が含まれるようになるなど、投資家もESGに注目し、それに対して企業側もESG経営を行うようになってきています。
今回はそういったESGにかかわる動画を見ていこうと思います。
それではいってみましょう!
1. オムロン株式会社
オムロン株式会社は、日本の京都府京都市に本社を置く大手電気機器メーカーです。センシング&コントロール技術を核とした産業向け制御機器やシステム、電子部品のほか、ヘルスケア製品等を展開する「オムロングループ」の中核企業の役割を担っています。
ご紹介する動画は、ブランドムービーとしてオムロンの長期ビジョンを表明したものとなっています。
注目すべきポイント
先進テクノロジーによってよりデータ化された世界を、CGや合成を駆使して表現しています。ただその近未来にもしっかりと自然にもフォーカスをあてています。
健康的な世界は、人間だけでなく自然の面においてもなくてはなりません。人が健康的であるためには自然をデータ化して増やしていくことも必要不可欠です。
その他のシーンにおいても「社会全体の豊かさと、自分らしさの追求が両立する未来」をグローバルな映像を使って存分に表現していますね。
オムロンのサステナビリティマネジメントとして、まず前提にあるのが「企業は社会の公器である」という考え方です。この考えに基づき、取締役会の長期企業方針において初めてサステナビリティ重要課題を特定のものとして組み込むなど、会社経営の根幹にサステナビリティ、そしてESGといったものが当たり前のように入る世界となってきています。
「環境と人間の調和」は、グローバルに進めていかなければならない、企業が果たすべき役割となった、ということでしょう。
2.日本電信電話株式会社
日本電信電話株式会社は、東京都千代田区大手町に本社を置く、日本の電気通信事業者です。通称はNTTで、こちらの方が多くの人間に馴染みのある名前ですね。同社を持株会社として電気通信事業をはじめとする企業集団のNTTグループを構成しています。
もともとは日本電信電話公社(電電公社)が民営化して1985年に設立された特殊会社となっています。
注目すべきポイント
まずは言葉として聞かれるようになったESGの解説から動画がスタートしています。キーワードとなるものを正しく伝えることで、「何となく」でしか理解していない人に対して明確なメッセージを伝える準備をすることができます。
言葉の解説を字幕化し、マクロビジョンとミクロビジョンの双方からアプローチすることで、より良い社会作りが、片方からのm違ったプロセスにならないような方針を表明しています。
環境、社会、ガバナンスからのある程度予測することができる未来と、パンデミックや武力侵攻などのまったく予測できない未来にどのような対応・対策をできるかは、小さな会社では考えることができません。しかし、大きな会社においてはその期待も背負っているのが事実です。
将来的には仮想的な人間社会をつくり、未来予測の結果をその中で再現して現実世界へフィードバックすることを目指している、そんなNTTの動画のご紹介でした。
3. 株式会社丸井グループ
株式会社丸井グループは、ファッションビルの丸井やクレジットカード事業を行うエポスカードなどを傘下に持つ持株会社です。
東洋経済新報社が発表しているESG企業ランキングでも常に上位をキープしており、環境/企業統治/人材活用の領域では全企業の中でもトップクラスの評価をうけています。
ご紹介する動画は、ESGの環境に関するものとなっています。
注目すべきポイント
SDGs 14番目の目標である「海の豊かさを守ろう」の動画となっており、地球の約7割の面積を占める海の生き物と環境を守ることをめざしていますが、魚の獲りすぎやプラスチックごみなどの問題が挙げられています。
課題となるものに対して、実際に社員が現場に参加し、番組企画として動画を作っています。
昔はTVでしかできなかったことが、今では1つの会社で製作できる時代となっています。
検証結果を発表し、シービンの有効性をアピールするとともに、いかに多くのゴミ、とくに厄介なマイクロプラスチックゴミが海洋に流れ出てしまっているかがよくわかります。
海に流れ出てしまったマイクロプラスチックはとても細かく、人の手ではなかなか集めづらいものです。エサと間違えて魚が食べてしまうこともあり、その結果巡りめぐって私たちの体内に取り込まれ、健康被害が出る可能性もあります。そうならないためにも、ゴミの分別をきちんとする、ポイ捨てはしないなど、できることから取り組むことを「啓発」する、こういった姿勢をもった企業が、今後も様々な取り組みを行ってより良い社会環境を作っていきたいものですね。