BtoB企業特化型ハイクオリティ動画制作。会社紹介映像、展示会プロモーション、社員総会・イベント映像、営業ツール、採用ブランディング等。
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はじめに
【位置情報活用】ジオターゲティング企業動画事例集
- 株式会社DEECH
- 株式会社ブログウォッチャー
- 株式会社ジオロジック
世の中の進化に伴って広告も大きな変化を遂げています。
IPアドレス、GPSの基地局、Wi-Fiの接続情報などのデータから利用者の位置情報を解析して、特定のエリアにターゲティングし広告配信を行うマーケティング手法として、「ジオターゲティング」が多くの企業に活用されています。
今までは不特定多数に向けたポスティングチラシや、とりあえず誰かの目につくように無作為にWeb広告をうっていたところから、無駄なくダイレクトなマーケティング事業が可能になってきています。
今回はそういった位置情報によるマーケティング事業に関わる企業の動画をみていこうと思います。
それではいってみましょう!
1. 株式会社DEECH
株式会社DEECH(ディーチ)は、有店舗型ビジネスのマーケティングを支援する会社です。ウェブマーケティングのコンサルティングを中心に、ウェブ広告やチラシ制作、自社開発のエリアマーケティングシステム(SaaS)の提供をしています。元々はポスティング業者からスタートしましたが、時代の流れに合わせて進化を遂げた会社といえますね。
注目すべきポイント
動画としては、アニメーションによるサービス紹介となっています。
宣伝広告を行う際、毎回毎回同じ状況とは限りません。日々変化していく状況を個人で対応するには限界があります。
周辺情報のリサーチ、反映を迅速に行い、今まで見えてこなかった情報が見えるようになると、特に店舗型のエリア集客を行う企業にとっては大いに助かるものとなります。
DEECHはチェーン店検索サービスのロケスマと提携しており、国内の様々な業態のデータが即時に反映されるようになっています。
曖昧になりがちなアナログ施策の効果検証をデジタルで可視化できることは、クロスメディアで販促を行っている企業にとって有益なクラウドサービスです。可視化されることで見えてくる世界、その世界をよりイメージさせやすくするために動画を使ってアピールするのは最も説明しやすいものと言えるでしょう。
2. 株式会社ブログウォッチャー
株式会社ブログウォッチャーは、ソーシャルメディアのマーケティング活用やユーザーの行動履歴・ライフログの活用に特化したマーケティングソリューション企業です。
元々は東京工業大学・奥村学研究室が、情報処理推進機構(IPA)の2003年度「未踏ソフトウェア創造事業」のプロジェクトの一つ「blogページの自動収集と監視に基づくテキストマイニング」にて開発していた技術がベースとなっています。この技術は2006年にはYahoo! JAPANのブログ検索にも取り入れられるようになりました。
現在は、独自技術を開発し、ソーシャルマーケティングサービ「SHOOTI(シューティ)」、ライフログマーケティングサービス「プロファイルパスポート」などのサービスブランドをもっています。
注目すべきポイント
動画は、実写がメインとなる企業紹介となっています。実写でも動画だけでなく、あえて静止画も取り入れることでより感情に訴えかけたものとなっています。
会社コンセプトとなる言葉と掛け合わせながら、位置情報データという点にフォーカスをあててCGもうまく組み合わせています。
社風のPRをすることで顧客に対してだけでなく、新規採用や中途採用など、採用に関する動画利用にも繋がっています。
ブログウオッチャー社は特にプロファイルパスポートADというスマートフォンの位置データに基づいたジオターゲティング広告を展開しています。誰しもが持つようになったスマホの位置情報を通じて、国内だけでなくインバウンド向けの施策にも利用可能であり、コロナ禍から回復しつつある旅行業との協業など、今後の動向を注目していきたいですね。
3. 株式会社ジオロジック
株式会社ジオロジックは、東京都渋谷区に本社を置くインターネット広告事業などを行っている企業です。社名の由来は、(Geography;地理学) + (Logic;論理) = GeoLogicからきています。
注目すべきポイント
動画はアニメーションによるサービス紹介となっています。
通常のポスティング事業の問題点をピックアップして、アナログからデジタルになることでの利点を強くアピールしています。
アニメーションに合わせて、ちょっとしたSE音を入れる工夫もされています。日常的に聞こえてくる「音」を利用することで、より動画が洗練されたものとなりますね。
誰もがデジタルデバイスを持つ時代において、位置情報には多くのデータが蓄積されるようになりました。利用した施設、出掛ける際に乗車した鉄道やバス、それらからユーザーの属性や興味・ライフスタイルを推定することができるようにすらなっています。
無駄なコストを省き、より興味のある情報を提供して経済を活性化させるのに、位置情報は多くの利用方法があります。広告を受け取る側にとっても必要な情報が届き、本当に欲しいものが明確になる世界は、お互いにとって素晴らしいものとなるでしょう。