BtoB企業特化型ハイクオリティ動画制作。会社紹介映像、展示会プロモーション、社員総会・イベント映像、営業ツール、採用ブランディング等。
お客様のビジネスモデルを深く理解し、高品質なPR映像制作を伴走型で行います。動画を作ったその先まで丁寧にコンサルティングサポート。
はじめに
【新世界へ】AI事業に取り組む企業動画事例集
- 株式会社PKSHA Technology
- Nuro
- 日立グループ
さまざまなサービスやシステムにAI技術が取り入れられ、企業活動を支えるICTもAI抜きでは考えられない時代になりました。その進化のスピードは日を追うごとに加速しています。話題となったChatGDPなど、まるで人間かのように対応をするAIも出現してきました。より人間と近い存在となるAIもいずれ出現することでしょう。
前回に引き続き、AI事業に取り組む企業の動画を見ていきたいと思います。
1. 株式会社PKSHA Technology
株式会社PKSHA Technologyは、日本の人工知能技術の研究開発・AIソリューション及びAI SaaSを提供をしている会社です。メインとしては法人向けのAIアルゴリズムを提供しており、目に見える部分での技術だけではなく、人工知能のエンジン部分のライセンスを提供しています。NTTドコモやLINEなどの大企業の導入実績もあります。
ご紹介する動画は、オールインワンのAI SaaSをアニメーションで紹介するものとなっています。テキスト理解、対話、映像解析、予測、異常検知など、さまざまなモジュールのライセンス提供というビジネスモデルの1つのものとなっています。
注目すべきポイント
世の中が便利になった反面、利用するものの取捨選択が難しくなっているのは事実。あれやこれやと導入すると、結局のところ労力はかわらないということになってしまうことも・・・
様々な課題を解決するオールインワンタイプであることをアニメーションを通じて表現しています。それとナレーターの声がうまくマッチしていて聞き心地が良いのも個人的にはGOODです。
カスタマーサポート領域といえば昔は人が対応するのが当たり前、また働く側としてもマイナス点を指摘されることが多いことから心理的負担が多いものでした。
人の精神を楽にさせるという部分においてもAI事業の発達は一役買っていると言えるでしょう。
さらに、事業状況や特性に合わせた「カスタマイズアルゴリズム」の構築と業務改革に向けたコンサルティングを提供し、事業の成長を実現させようとするところもAIとして備わっているとなれば、多くの有名企業から導入実績があることも頷けますね。
2. Nuro
Nuroは、アメリカ合衆国カリフォルニア州マウンテンニューに本社を置くロボット会社です。現在はウェイモとして知られるGoogleの自動運転自動車プロジェクトに深く携わった2人の技術者により設立されました。低価格でオンデマンド配達の実現を目指し、自動運転技術を用いた無人配送車などを開発しています。
ご紹介する動画は、無人配送車をPRするものとなっています。
注目すべきポイント
動画冒頭は、型紙に書かれた設計デザイン画のような車がアニメーションとして移動していくところからスタートします。
その後は実写とCGをおり混ぜた、これぞアメリカのシリコンバレー企業と思わせるような配送車が紹介されるものとなっています。
この無人配送車、すでに第3世代モデルを発表しています。第2世代と比べて2倍の貨物量で、より多くのものを運び、より多くの配送を可能にし、そして環境に配慮した電気自動車を最新モデルとしています。もちろん電気なので温かいものから冷たいものまで冷暖房を使って配送することができちゃいます。
カリフォルニアではセブンイレブンと提携し、初の自律配送サービスを導入するなど着々と進化をとげています。無人の宅配用ロボットは人間が乗ることで起こるさまざまな問題を回避できることから、早期収益化の目論見があったようです。
新型コロナのパンデミックの影響により、非接触型デリバリーの需要が高まっており、その規模は大きくなっています。今後も注目が集まる分野といえるでしょう。
3. 日立グループ
日立グループは、日立製作所を中心として連結子会社879社、持分法適用関連会社407社で、グループ全体の従業員数は約30万人という大規模な企業グループです。
グループのCMの「日立の樹」が有名ですね。
2015年に「日立」が発表したAI技術「Hitachi AI Technology/H」は、ビッグデータから大量の仮説を自動生成し、最適解を選択するという技術です。流通において顧客へのリコメンドの生成、画像からの顔判定、クイズへの回答など、金融、鉄道、工場、水プラントなどの14分野57案件に、すでにこの技術が適用されています。
注目すべきポイント
動画は鉄道の運行管理においてAIを利用したものとなっています。
実写映像にインフォグラフィックスやアニメーションを組み込んだものとなっています。
運行管理をしている人間から学習し、それを運行管理に実際に反映させた結果を公表しています。ダイヤ管理は緻密に組まれていますが、この修正を今まで人間がしていたかと思うとゾッとしますね。
日本の列車運行管理は、世界的にみても最も優秀と言われているものです。30分以上遅れるのが当たり前という国もある中で、日本はたった5分遅れただけでも鉄道会社が謝罪放送をいれるぐらいです。しかしその裏には今まで多くの人間の実労働があったはず。そういった労力をとり除けるAIとなれば、人間を大いに助けることになるでしょう。
日立は長い年月にわたり、社会課題やニーズの変化に対応した最先端技術を取り入れて、国内外の主要な路線で鉄道運行管理のシステム化に寄与してきました。 急速に進化を遂げている機械学習AIと長年積み上げてきた鉄道運行管理AIの融合によって実現した最新の日立のハイブリッド型運行管理AIのように、今後も多くの分野においてハイブリッド型でのAI活用は行われていくでしょうね。