BtoB企業特化型ハイクオリティ動画制作。会社紹介映像、展示会プロモーション、社員総会・イベント映像、営業ツール、採用ブランディング等。
お客様のビジネスモデルを深く理解し、高品質なPR映像制作を伴走型で行います。動画を作ったその先まで丁寧にコンサルティングサポート。
はじめに
地域PR・地域活性化動画事例集
- 島根県企業誘致活動PR動画
- 岡山県PR動画
- 広島県福山市企業誘致PR動画
コロナ禍の中でリモートワークが進み、大都市圏以外に移住する方々も増えてきました。また企業においても都市圏にオフィスを構えておくメリットが薄れ、都会を避けた地域への本社移動、それに伴って地域経済の発展や雇用機会の創出などを目的に多くの自治体が企業誘致に取り組んでいます。
過疎化や高齢化などで多くの問題を抱える地方自治体にとって企業誘致は、問題を一気に解決できる策ともなり得ます。
その誘致の一環として制作されているのが企業誘致PR動画です。その地域独自の産業、気候や立地の特徴、さらに企業の助けとなる助成金制度など、観光や移住目的のご当地PR動画同様、多くのバリエーションがありますので見ていきたいと思います。
1. 島根県企業誘致活動PR動画
本州西部の日本海沿岸部にある、山がちで人口の少ない県が島根県です。
人口は全国で2番目に少なく、人口10万人当たりの100歳以上高齢者数は日本一です。
しかし2006年以降は島根発のプログラミング言語「Ruby」を中心とした産業振興施策を行い、IT企業の誘致を進めています。島根県のソフト系IT企業の売上高は年々増加しており、IT企業の県内従事者も2020年までに2007年の約1.7倍に増えてきています。
注目すべきポイント
構成としてニュース番組形式をとっており、メリットとなる点をピックアップして解説していく形となっています。
項目はどれも企業側の目線からみて有益となるものをかかげ、根拠となるものを数字や制度を明記して説明しています。
あらゆる企業や組織にとって災害などの緊急事態に際し、損害を最小限に抑え、事業の継続や早期復旧を図ることは非常に重要です。そのためには事前に事業継続のためのBCP(事業継続計画)が必要となりますが、その観点からみても好適地、また、県と市町村、関係機関が一体となって、企業をサポートする体制が整っていることで移住者や企業誘致を実際に増やせています。
実績があることでPR動画にも信憑性があり、さらに大きなサイクルとなって誘致をおこなっていく戦略を練っていくことができるでしょう。
2. 岡山県PR動画
2本目は、岡山県PR動画「世界でいちばん『いいね』のまち」から。
岡山県は本州の南部にある県で、その大部分を占める田園地帯、江戸時代の城、複数の名高い美術館で知られています。また、瀬戸大橋を経由して四国に渡る際の玄関口でもあります。
人口に関しては2005年の約196万人をピークに、それ以降は人口減少局面となっており、2040年には約168万人になると予想されることから本格的な人口減少社会への対応が求められています。
注目すべきポイント
動画は、ドラマ仕立てのユニークなものとなっています。
実はこちらの動画は、「ハレウッド俳優オーディション」によって選ばれた方が出演しています。オーディションも岡山PR動画を撮って応募するものでした。
握りこぶしの手のひらのところを岡山県の形となぞって、そこに合わせて県庁所在地や企業の誘致に適した場所を紹介しています。
ハレウッドとは、「晴れの国おかやま」と「ハリウッド」をかけた造語です。ただのダジャレではなく、岡山県内にある自然風景や建築物が映像として映えることを背景に映画のロケ地や舞台に選ばれることが急増しています。晴の日が多く、撮影向きな岡山県。映画のようにワクワクできる場所を目指す、というPRを兼ねた企業誘致の動画の取り組みでした。
3. 広島県福山市企業誘致PR動画
3本目は、広島県福山市企業誘致PR動画~Lead~HUKUYAMA(IT・オフィス系企業紹介版)の動画から。
広島県福山市は、広島県の東部、備後地域にある市です。1998年に中四国地方で2番目の中核市に指定されました。瀬戸内海沿岸の中央に位置し、「瀬戸内の十字路」として優れた交通アクセスを持っている地域となっています。
注目すべきポイント
動画冒頭では空撮やドローンを利用してPR動画らしくオシャレな入りとなっています。
メインは実際に企業を福山市にかまえている企業のインタビュー動画となっています。
利点となるところを実際に体験している人を通じてPRしています。
企業の経営側の目線だけでなく、従業員目線でも福山市の魅力を紹介し、双方にとって良い点があるというのは企業誘致にとっては重要なことです。
多種多様な事業所が実際に誘致されており、そこから新たな企業連携、そしてイノベーションに繋げていくという流れが出来ると地方再生の1つのモデルにもなり得ることでしょう。