BtoB企業特化型ハイクオリティ動画制作。会社紹介映像、展示会プロモーション、社員総会・イベント映像、営業ツール、採用ブランディング等。
お客様のビジネスモデルを深く理解し、高品質なPR映像制作を伴走型で行います。動画を作ったその先まで丁寧にコンサルティングサポート。
はじめに
ピンチはチャンス!?インフラ業界動画事例集
- Daigasグループ
- 沖縄電力株式会社
- 電源開発株式会社
今回の特集はインフラ業界に関する動画の特集です。
3月には東日本大震災から続いているとみられている大きな余震があり、関東圏では大規模な停電がおきました。さらにその停電がおきた後に季節外れの寒気の影響で気温が急激に下がり、電力不足がおきるという非常事態が発生したのも記憶に新しいかと思います。
世界との関係では、ウクライナ・ロシアの戦争の影響から石油・天然ガスなどのエネルギー産業が輸入の問題に直面し、かわりの輸入先や代替エネルギーへの転換が急務となるなど、コロナ禍の貿易問題と相まってインフラ全体で多くの問題に直面しています。
しかし多くの危機的な状況でこそ企業としての活路が見いだせるかが今後の日本、そして世界を導ける企業となれるかの境目となるのもまた事実です。
国の根幹となるインフラ業界が動画においてどのような活用をしているのか、見ていきましょう。
1. Daigasグループ
Daigasグループは、大阪ガス株式会社を中心として、海外展開も視野にいれ2018年に155社で設立されたグループです。
Daigasの名称は、大阪ガスの略称である「大ガス」がもとになっています。
ご紹介する動画は、企業CMとなっています。
注目すべきポイント
都市から排出される二酸化炭素を球体で表現し、それを宇宙に捨てるのではなく、循環して利用することを表現するために反転した都市を合成しています。
反転した都市も映像上は曲面で表現し、本当に天空上に別の都市があるような工夫が凝らされています。また東京オリンピックで注目を集めたスケートボードも動画内で組み込んでいます。
二酸化炭素などの、いわゆる温室効果ガスは今までは単なるゴミとして扱われてきました。しかしSDGsへの取り組みが企業としても本格的やらなければいけない現代において、ゴミのイメージも動画で覆すことができます。
メタネーションという革新的な技術が、より洗練されて表現されている動画のご紹介でした。
2. 沖縄電力株式会社
2本目は、沖縄電力株式会社の「夜間電力の女神篇」から。
沖縄電力株式会社は、沖縄県浦添市に本店を置く電力会社です。電力の供給地域は沖縄県のみであり、日本の電力会社の中で最小です。また日本で唯一、原子力発電所をもたない電力会社となっています。
ご紹介する動画は、オール電化のTVCMとなっています。
注目すべきポイント
コーポレートスローガンである「地域とともに、地域のために」に合わせて、沖縄県出身のHYの仲宗根泉さんが歌う形となっています。ゆかりのある方の素晴らしい歌声は、思わず聞き入ってしまいます。
電化製品も動画内に組み込まれています。夜間使用しても静かであることを表現するため、リアルな操作音を入れています。
落ち着いた空気感と、仲宗根さんの歌声がとてもマッチしている動画となっています。沖縄県という、日本の中でも独特な立ち位置である部分の良さをうまく表現していますね。
歌手のもつキャラクター性と、それに合わせた構成がとても上手な動画のご紹介でした。
3. 電源開発株式会社
電源開発株式会社は、日本の電力会社であり、愛称はJ-POWERです。
日本国内に水力、火力合わせて60か所以上の発電所を有し、発電能力は旧一般電気事業者(10電力会社)以外としては突出しています。特に石炭火力発電に関しては日本一の規模で、熱効率も世界最高水準を誇っており、また水力発電の規模も日本トップクラスとなっています。
ご紹介する動画は、実写による職業紹介動画となっています。
注目すべきポイント
送電塔での作業動画場面では、360度見渡すことができるカメラを使用することで、迫力のある作業現場をありのままに伝えることができます。
またヘルメットにつけたカメラを利用して、実際の作業員の視点を撮影し、動画に組み込んでいます。
高所作業は、作業現場を見ているだけで足がすくんでしまいそうな高さですが、それを作業員の視点から見ることでより迫力ある動画となっています。カメラの小型化や高性能化が進んだことで、今まで実感することができなかった風景も動画では表現することができるようになりました。
動画後半では作業員のインタビューや送電塔の全体像なども動画で表現されています。企業紹介や職種紹介において、今までは見ることが出来なかった世界を、動画の世界を通して表現できるようになったのはとても素晴らしいことですね。