BtoB企業特化型ハイクオリティ動画制作。会社紹介映像、展示会プロモーション、社員総会・イベント映像、営業ツール、採用ブランディング等。
お客様のビジネスモデルを深く理解し、高品質なPR映像制作を伴走型で行います。動画を作ったその先まで丁寧にコンサルティングサポート。
はじめに
人類の救世主を目指せ!医薬品動画事例集
- 大塚製薬株式会社
- アステラス製薬株式会社
- バイエル薬品株式会社
今回の特集は医薬品に関する動画集です。
医療の発展に伴い、医薬品の開発も次々と進められてきました。コロナ禍においても治療薬やワクチン開発などにおいて人類の支えとなっていることは言うまでもありません。
様々な医薬品が生み出される昨今において、そのPRに動画はどのような活用がされているのか、見ていきましょう。
1. 大塚製薬株式会社
大塚製薬株式会社は、医薬品・食料品の製造・販売をしている企業です。2008年に持ち株会社制への移行に伴い、現在は大塚ホールディングスの完全子会社となっています。
ご紹介するものは、真っ白な背景に漫画家やイラストレーターなどのクリエイターが手書きで描画する様子を映像化したホワイトボードアニメーションの動画となっています。
注目すべきポイント
全編を通して手書きのホワイトボードアニメーションをメインとし、会社の生い立ちを説明しています。意外性のあるストーリーを、味のある絵のタッチで表現しています。
ところどころでカラーをつけたり、手の動きだけではなく絵のアニメーションを織り交ぜています。さらにSE音も世界観を壊さないようなもので合わせています。
ホワイトボードアニメーションは、とてもシンプルな線画であることで内容がストレートに伝わります。イラストを用いた動画表現において、重要となるのが「シンプルさ」ということになりますね。
シンプルな動画に、会社として独自の事業提案、そして世界規模で展開してきたことを盛り込んでいます。ものまねをしない製品がどのように生まれてきたのか。数々の困難や試練にぶつかりながらも、製品を開発し、お届けしてきたのか。大塚製薬の「人」の熱意や革新的な活動のストーリーを「シンプル」に表現した動画のご紹介でした。
2. アステラス製薬株式会社
アステラス製薬株式会社は、2005年に山之内製薬と藤沢薬品工業が合併し発足した会社です。国内最大規模の営業体制と両社の強みを融合した研究陣を擁しています。
ご紹介する動画は、インタビューを中心としたリクルートブランディング動画となります。
注目すべきポイント
日本の企業ですが、2012年には医薬品売上で世界18位になるなど、世界的にも展開していることを強調するため、外国人のインタビューを最初に紹介しています。
各部門ごとにインタビューする人を変え、会社としての発展に挑戦する姿勢を実写で表現しています。
実写でのインタビュー動画ですが、その紹介の際には実際に働いている情景を挿し込んだり、フォーカスを絞るなど細かい工夫が凝らされています。中心に据える人間をより際立たせるため、そしてインタビューでどこをシーンとして使うのか、ブランディングする人間次第で質が大きくかわってしまいます。
ありふれているからこそ難しい、しかし会社を紹介する上で内部にいる人間をアピールする、なければならない動画のご紹介でした。
3. バイエル薬品株式会社
バイエル薬品株式会社は、大阪府大阪市北区梅田二丁目に本社を置く日本の製薬会社ですが、もともとの母体は、1863年のドイツのフリードリヒ・バイエル社にまでさかのぼります。
ご紹介する動画も、ドイツのバイエル社が企画・制作したアニメーション動画となっています。
注目すべきポイント
医薬品開発の導入部分です。そのいくつかの過程を繋がりを強調してアニメーションを展開していきます。途中にインフォグラフィックスなども挟んでよりわかりやすく説明もしています。
いまや全世界でワクチン接種されるのが当たり前となりました。当然それに伴う副作用も開発段階で研究がなされています。
私たちが病気になったときに飲む「くすり」は、とても長い時間をかけ、いくつもの厳しい試験や審査を通過したほんのわずかな「くすり」だけが、新薬として世に送り出されています。
明確にコロナウイルスに対抗できる新薬の開発が急がれる中、その過程を説明し、動画でPRすることで少しでもこのコロナ禍の状況を改善させるための協力が得られるのであれば、動画の力も1つの協力の仕方となることでしょう。