BtoB企業特化型ハイクオリティ動画制作。会社紹介映像、展示会プロモーション、社員総会・イベント映像、営業ツール、採用ブランディング等。
お客様のビジネスモデルを深く理解し、高品質なPR映像制作を伴走型で行います。動画を作ったその先まで丁寧にコンサルティングサポート。
はじめに
【ブーム到来】ゴルフ用具製造業界動画事例集
- GRAPHITE DESIGN
- 株式会社本間ゴルフ
- 日本シャフト株式会社
コロナをきっかけにゴルフを再開した40代50代、リモートワークの浸透などで時間の融通が利きやすくなり初めた現役世代等、コロナ禍で若年層を中心に新規ゴルファーが合計約59万人増えたそうです。
スポーツの中でも比較的「3密」を避けやすいことに加え、リモートワークの隙間時間を使い土日祝日より割安な平日を利用しやすくなっているのもプレーヤーが増える原因の1つでしょう。
またコロナの感染防止のために、間に休憩を挟まない「スループレー」や単独のプレー希望者が何人か集まって回る「一人予約」などプレースタイルも変わってきています。
昭和の頃とは違ったブームとなっていますが、プレー人口が増えれば、その分製造に関しても需要が高まりますね。各社、販路を増やしたり、動画での広告宣伝も多岐にわたっています。
今回はゴルフ道具の製造に関連する動画をみていこうと思います。
1. GRAPHITE DESIGN
GRAPHITE DESIGN(グラファイトデザイン)は、埼玉県にあるJASDAQ上場企業で、炭素繊維強化プラスチックを得意としている企業です。炭素繊維を使用した各種製品の製造をしており、特にゴルフシャフトの製造や、販売、組み立て加工を行っています。
ご紹介する動画は、企業CMとなっています。
注目すべきポイント
工場内でのシャフトの製造過程の一部では、職人の手元と、あくまでも製品を主役として焦点を工夫しています。
ゴルフといえば自然の雄大さを感じられるスポーツです。空撮映像から工場へとアップするシーンは、飛んでいく球のような気持ちにさせてくれます。
本社工場で製造しているシャフトは、熟練の技術を持つ職人がすべてを機械に任せず、自らの手を加えて作られています。職人の技術力を動画内で表現し、そして世界中のゴルファーに品質の高いシャフトを届けようという思いが込められた動画のご紹介でした。
2. 株式会社本間ゴルフ
2本目は、株式会社本間ゴルフの「HNMA酒田工場」から。
株式会社本間ゴルフは、東京都港区に本社を置くゴルフクラブ・スポーツ用品のメーカーで、ゴルフクラブの草分け的な老舗メーカーです。
石原裕次郎さんが愛用したことでも有名ですね。
ご紹介する動画は、工場PRとなっています。
注目すべきポイント
職人技であるクラブヘッドを磨いているシーンでは、技術はもちろん、そこから作られる「音」を動画でもうまく活かしています。
製造に携わる「匠」な人たちのインタビュー動画を合間に挟んでいます。
職人の説得力のある言葉や、製品に対してどれだけのこだわりがあるかは、やはり作っている人間の直接の言葉が一番でしょう。
動画を通して渋い「匠」な男たちが登場し、老舗感と「らしさ」を表現しています。ブランドが持っているイメージを安売りすることなく、あえて「らしさ」を表現することでブームの中でも差異をもてるのは重要なことですね。
3. 日本シャフト株式会社
1959年、「ばね」の世界トップメーカーであるニッパツのグループ企業の1つとして誕生した日本シャフト株式会社は、N.S.PROブランドを中心に完全国内生産を行う、国内唯一の総合ゴルフシャフトメーカーです。
ご紹介する動画は、ブランドPRに関するものとなっています。
注目すべきポイント
会社のスタートからの歴史を写真とインフォグラフィックスを混ぜたもので紹介しています。
写真と相反する近未来的なインフォグラフィックスがお互いの良さを鮮明にしています。
動画後半でのプレー動画では、国内だけでなく海外へのPRを含めたものの為、全編でナレーションは英語に日本語字幕、そしてプレイヤーも外国人を起用して海外への意識をあらわしています。
メイドインジャパンのシャフトの象徴的なモデルであることを自負し、そしてそれを世界的にアピールするためにも動画内で海外への意識を表現することは大事ですね。
創業以来60年以上にわたり、ゴルフシャフトの設計と製造技術のパイオニアとして活躍し、多くのツアー優勝をもたらしているシャフトは、プレーヤーのニーズだけでなく動画のニーズも満たしてくことが広告宣伝において必要なことといえるでしょう。