毎度ですが、日清カップヌードルさんのCMはもはやCMじゃない！狂気を感じるCMに何か中毒性を感じるオヤジギャグやら何やら・・・。
「謎肉」と「筋肉」をかけただけの究極の原点回帰！？

大崎、品川、高輪ゲートウェイ・・・最終的には小学生が作った「初めてのパワーポイント」的な手作り感満載のチラシ？のような演出。「マーケティングなんてくそ食らえ！」な常識をはるかに超えた理屈をぶっちぎった広告？映像です。

どうやってプレゼンしたらこの企画が通るんだろ・・・。

「音楽」を通して「味噌」や「発酵」のジャパンカルチャーを 世界に広めるために活動するアーティスト、DJ MARUKOME。味噌汁を深く追求し流体力学や宇宙の神秘までに発展してしまう想像力はまさにアート。

てっきりマルコメ味噌のCMかと思いきや、DJ MARUKOMEさんのPV。
「この味噌汁と自然界との因果関係を軸に、味噌汁がつくりだす日々のリズムや、 味噌汁のなかに眠る宇宙のビートに科学的な側面から迫っていきます。」

何やら日々食している味噌汁が急に意味深いもののように思えてくる、コクのある映像です。

「全ての人に、コミュニケーションのきっかけを。板Phone。」
便利になった世の中、機能を付け加えていくのではなくあえて削ることにより強烈なシンプルさと存在感を訴求できる全く新しいタイプの携帯電話、板Phone登場。

すべての機能をそぎ落としたデザイン。
音が良い。
落としても割れにくく、水に強い。
さらにリバーシブル。
近くにいる人と話せて、海外でも使える。
使い方は無限大。使用者のイマジネーションに合わせて性能を最大限に発揮。

「まさか」と思わせておいて、確かにその通りのスペックを実装。
そう、板Phoneならね。

しかも、充電不要。何という革命的な機能。
人類の進化は便利さの追求の上にある、「原点回帰」にこそ本質があったのです。
「何もない」ことが人類のゴール。周りとは完全な逆転の発想による独占市場・・・！
それを勝ち取ったのが、「板Phone」なんです・・・っ！

一言言わせてください。

これ、ただの板ッッッ！！！！

広告表現ってすごい。